烏川(からすがわ)は、主に群馬県高崎市を流れる利根川水系の一級河川。利根川の左支川であり、群馬県西部、いわゆる西毛地域のほとんどを流域に持つ川である。
地理
群馬県高崎市倉渕町の鼻曲山に源を発し、おおむね南東に流れる。高崎市下豊岡町付近で碓氷川、高崎市阿久津町付近で鏑川を、さらに佐波郡玉村町と埼玉県児玉郡上里町の境界付近で神流川を合わせる。そこから僅かの間、群馬県・埼玉県の県境を成し、利根川に合流する。支川・鏑川の上流域(南牧川上流の馬坂川および熊倉川)は長野県佐久市に属する[2]。
流域の自治体
- 群馬県
- 高崎市、藤岡市、佐波郡玉村町
- 長野県
- 佐久市
- 埼玉県
- 児玉郡上里町、本庄市
支川
河川施設
橋梁
災害史
- 1935年(昭和10年)9月24日から26日 - 台風接近に伴う集中豪雨があり、烏川流域で氾濫。多数の死者を出し、河川工事が進められる契機となった(烏川災害)[3]。
脚注
外部リンク
- 烏川流域 - 国土交通省 関東地方整備局(利根川水系砂防事務所)