無水プロピオン酸
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別称 Propionic anhydride Propanoyl propanoate
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識別情報
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CAS登録番号
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123-62-6
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PubChem
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31263
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ChemSpider
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29003
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UNII
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E3A2VV18E6
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EC番号
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204-638-2
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国連/北米番号
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2496
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ChEMBL
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CHEMBL3186472
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RTECS番号
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UF9100000
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InChI=1S/C6H10O3/c1-3-5(7)9-6(8)4-2/h3-4H2,1-2H3 Key: WYVAMUWZEOHJOQ-UHFFFAOYSA-N InChI=1/C6H10O3/c1-3-5(7)9-6(8)4-2/h3-4H2,1-2H3 Key: WYVAMUWZEOHJOQ-UHFFFAOYAJ
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特性
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化学式
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C6H10O3
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モル質量
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130.14 g/mol
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外観
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透明の液体、酢のような匂い
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密度
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1.015 g/cm3, 液体
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融点
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−42 °C, 231 K, -44 °F
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沸点
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167 - 170 °C, 270 K, -107 °F
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水への溶解度
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反応してプロピオン酸となる
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粘度
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1.144 cP at ?°C
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危険性
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安全データシート(外部リンク)
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External MSDS
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GHSピクトグラム
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GHSシグナルワード
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危険(DANGER)
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Hフレーズ
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H314
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Pフレーズ
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P260, P264, P280, P301+330+331, P303+361+353, P304+340, P305+351+338, P310, P321, P363, P405, P501
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主な危険性
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可燃性
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引火点
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63 °C (145 °F; 336 K)
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関連する物質
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関連物質
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無水酢酸、塩化プロピオニル
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
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無水プロピオン酸(むすいプロピオンさん、propionic anhydride)はカルボン酸無水物。IUPAC命名法ではプロパン酸無水物 (propanoic anhydride) と表される。プロピオン酸無水物とも呼ばれる。
不快な刺激臭のある無色透明の液体。水にわずかに溶け、アルコール、エーテルに易溶。分子量 130.14。引火点 67℃、発火点 約 300 ℃ で、消防法に定める危険物第4類第2石油類に該当する。
2分子のプロピオン酸を脱水縮合させて得る。
無水プロピオン酸は水と混触すると発熱反応を起こしプロピオン酸となる。また、強い腐蝕性があり皮膚に接触すると薬傷を起こす。これらを含めその他諸々の性質はほぼ無水酢酸に準ずる。無水プロピオン酸の主な使用用途は医薬品、香料の原料である。
ほか、カルボン酸無水物の通常の反応性を示す。