『無限ファンデーション』(むげんファンデーション)は、2018年に公開された日本の青春映画である。監督は大崎章。主演は南沙良。
概要
本作の主題歌にもなった、シンガーソングライター西山小雨の楽曲「未来へ」のミュージックビデオを作る企画が長編映画化へ発展して制作された作品である。群馬県高崎市を舞台に、服飾の世界に憧れる人付き合いの苦手な女子高校生と、彼女が出会い仲間になった少女たちとのひと夏の物語が、全編即興劇で紡がれる。出演は南沙良のほか原菜乃華、小野花梨、片岡礼子ら。西山小雨も演者として出演している。撮影は2018年8月に高崎市と玉村町で行われた。[2][3][4]
映画監督とミュージシャンのコラボレーションにより制作された映画を上映する映画祭、MOOSIC LAB 2018の長編映画部門に出品された[5]。MOOSIC LAB 2018では西山小雨がベストミュージシャン賞、南沙良が女優賞を受賞するなどの評価を獲得した[6]。
あらすじ
キャスト
スタッフ
制作背景
大崎章は、ザ・ラヂオカセッツのミュージックビデオを制作した縁でイベントで会った西山に「私のMVを作ってほしい」と頼まれた。大崎は西山の曲「未来へ」を気に入り、西山もまたこの曲のミュージックビデオを作りたいと企画がスタートした。大崎は「シナリオ構成は僕らよりも若い女の子がいい」と考え、友人の松本花奈に依頼をした。松本はこれを快諾し、出来上がったプロットを見た大崎は「これはMVじゃなく長編映画になるな」と思ったことから、この映画化に動いた[7]。
脚注
外部リンク