番所大滝(ばんどころおおたき、ばんどこおおたき、詳細は#名称を参照)は、長野県松本市安曇番所にある滝。
概要
長野県道84号乗鞍岳線から急で細い遊歩道を5分ほど下ったところにある。落差40m、幅15mで、滝を見渡す滝見台まで水しぶきが上がることもある。乗鞍岳の麓、乗鞍高原としては下部に位置し、三本滝、善五郎の滝とともに「乗鞍三滝」と称される。
周辺
県道脇に広い駐車場とトイレがあり、「番所大滝」バス停がある。
滝に下る遊歩道よりも10mほど上流に、やはり下に向かう遊歩道がある。これはJA支所の上側まで通じており、「千間淵(せんげんぶち)」を見下ろすことのできる千間淵遊歩道である。遊歩道自体は安全に整備されているが、遊歩道から逸脱したりすると危険な箇所も多い。千間淵遊歩道は、ゆっくり歩いても20分程度で歩き通すことができる。番所大滝と千間淵の間に「番所小滝」がある。
番所大滝・千間淵の周辺では、5月にはヒメイチゲ、6月にはイワカガミ・ヤマツツジ、7月にはヤグルマソウの花を、10月にはハウチワカエデ・コミネカエデの紅葉を楽しむことができる[1]。
少し下側に大野川小中学校と「御池」があり、さらにわずか下った所に梓水神社がある。また、バス停1つ分上流側の「千間淵」バス停の所にJAが(販売店舗はなくATMとオフィス)、さらに少し上にJAのガソリンスタンドがある。
名称
「番所」の読みについて、いくつかの書籍では「ばんどこ」としている[2][3][4]が、松本市教育委員会の運営するwebページ[5]や現地案内板、道路標識[要出典]では「ばんどころ」としている。
交通アクセス
- アルピコ交通バス「番所大滝」バス停脇には駐車場がある。狭くて急な遊歩道を約5分下る。
脚注
参考文献
- 『信州・岳都松本「安曇エリア」』松本市役所安曇支所観光課、2010年3月、全32ページ
関連項目
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外部リンク