相馬駅(そうまえき)は、福島県相馬市中村字曲田(まがた)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
歴史
駅名の由来
開業当時の名称である中村駅は、開業時点での当駅所在地であった相馬郡中村町に由来する。中村町が合併により相馬市となるにあたって当駅の名称も相馬駅となった。
駅構造
相対式ホーム2面2線とホームのない中線1線を有する地上駅である[1]。ホーム間は跨線橋にて連絡する。木造駅舎を有する。
原ノ町統括センター(原ノ町駅)が管理し、JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅である[3]。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝や一部の日中時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。2017年(平成29年)2月までは直営駅であり、相馬 - 新地間を管理していた(現在は原ノ町管理)。
駅舎内には自動券売機、指定席券売機[2]、簡易Suica改札機、NewDaysなどがある。
のりば
1番線は原ノ町方面への折り返しにも対応している。東日本大震災の影響で当駅から岩沼方面が不通であった時期は、すべての列車が1番線で折り返していた[1]。
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改装前の駅舎(2007年8月)
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改札口と券売機(2022年4月)
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1番線ホーム(2022年4月)
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2番線ホーム(2022年4月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,082人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移
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年度
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定期外
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定期
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合計
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出典
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2000年(平成12年)
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2,002
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[利用客数 2]
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2001年(平成13年)
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1,936
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[利用客数 3]
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2002年(平成14年)
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1,863
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[利用客数 4]
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2003年(平成15年)
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1,833
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[利用客数 5]
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2004年(平成16年)
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1,766
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[利用客数 6]
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2005年(平成17年)
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1,722
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[利用客数 7]
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2006年(平成18年)
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1,748
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[利用客数 8]
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2007年(平成19年)
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1,758
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[利用客数 9]
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2008年(平成20年)
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1,703
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[利用客数 10]
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2009年(平成21年)
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1,593
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[利用客数 11]
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2010年(平成22年)
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1,502
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[利用客数 12]
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2011年(平成23年)
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非公表
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2012年(平成24年)
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220
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681
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901
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[利用客数 13]
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2013年(平成25年)
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209
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626
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836
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[利用客数 14]
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2014年(平成26年)
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206
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557
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764
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[利用客数 15]
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2015年(平成27年)
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205
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558
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763
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[利用客数 16]
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2016年(平成28年)
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269
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581
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850
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[利用客数 17]
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2017年(平成29年)
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393
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721
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1,115
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[利用客数 18]
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2018年(平成30年)
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395
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748
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1,144
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[利用客数 19]
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2019年(令和元年)
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374
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746
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1,121
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[利用客数 20]
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2020年(令和02年)
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193
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648
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841
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[利用客数 21]
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2021年(令和03年)
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210
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695
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906
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[利用客数 22]
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2022年(令和04年)
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277
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731
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1,009
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[利用客数 23]
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2023年(令和05年)
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314
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768
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1,082
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[利用客数 1]
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駅周辺
タクシーの待ち合い広場がある。
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相馬駅より西側を望む(2020年7月)
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駅舎と振興ビル(2020年8月)
バス路線
駅構内には乗り入れない。
その他
- 瓦屋根が美しい和風の駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に東北の駅百選へと選定された[1]。
- 2024年(令和6年)7月現在、JR東日本ステーションサービスの駅業務受託駅としては最北端に位置する[3]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■常磐線
- ■普通
- 日立木駅 - 相馬駅 - 駒ケ嶺駅
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
相馬駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
常磐線(いわき - 岩沼 - 仙台) |
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