県轄区(けんかつく、シエンシアチュ、Xiànxiáqū、簡体字:县辖区)は略して「区」と呼ばれる中華人民共和国の行政区分で1990年代の撤区併郷以前はよくみられた準行政区である。郷級行政区であるが郷より上の段階で、県と郷の間にある。
撤区併郷以前、県のほとんどが5~10程、大きな県ならそれ以上の「区」に分かれていた。区の最高行政官員駐地の「区公所」は県政府の出先機関で、最高行政官員を「区長」と称する。平均して4~5つ、少ないものは2つ、多いものは8つの郷鎮を管轄していた。「撤区併郷」は区を廃止して基本的に2つの郷鎮を合併することで行なわれた。
2021年現在、中国全土でも県轄区は1ヶ所のみとなっている。河北省張家口市涿鹿県の趙家蓬区である。
各年の県轄区数
1953年
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18900
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1983年
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8100
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1994年
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1068
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1995年
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703
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1996年
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544
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1997年
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398
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1998年
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339
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1999年
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345
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2000年
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255
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2001年
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78
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2002年
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66
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2003年
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26
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2004年
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20
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2006年
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10
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2008年
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3
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2009年
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2
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2014年
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1
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関連項目