神仙沼(しんせんぬま)は、北海道後志総合振興局岩内郡共和町にある高層湿原である。
地理
チセヌプリ溶岩台地に展開する神仙沼湿原(4.18ha)の中で最大の沼。
数あるニセコ山系の沼の中で最も美しい沼と称される。
歴史
- 溶岩台地上に形成された高層湿原。
- 湖の名前の由来はボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏が「皆が神、仙人の住みたまう所」の感銘を受けて神仙沼と命名されたことによる。
自然
利用
自然保護を目的とした総延長1388mのバリアフリー化された木道が敷設され、身障者でも気軽にトレッキングできるよう遊歩道が整備されている。
交通
北海道道66号岩内洞爺線(通称ニセコパノラマライン)を利用して登山口となる神仙沼レストハウス駐車場まで車で到達できる。
出典・参考文献
- 『ニセコエクスプレス Vol.22』ニセコ山系観光連絡協議会、2008年
- 松岡つとむ『なまら蝦夷 7号』株式会社アイワード、2009年
- 梅沢俊、菅原靖彦『北海道夏山ガイド1 道央の山々』北海道新聞社、1993年
- 山と高原地図2『ニセコ・羊蹄山・暑寒別岳』昭文社、2009年
関連項目
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