神町駐屯地(じんまちちゅうとんち、JGSDF Camp Jinmachi)は、山形県東根市に所在し、第6師団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
師団司令部がおかれている他、多数の部隊を抱える。最寄の演習場は、大高根演習場(村山市)。総面積は約170万平方メートル[1]。駐屯地司令は、第6師団副師団長が兼務。
駐屯地の面積は、東西約3km、南北約1km、外周約8kmの総面積約174万㎡(東京ドーム約37個分)あり、陸上自衛隊の駐屯地としては6番目の広さを持つ[2]。
沿革
日本海軍
アメリカ軍
- 1945年(昭和20年):戦争終結後、米軍が進駐し「神町キャンプ」として使用される。
陸上自衛隊神町駐屯地
駐屯部隊
東北方面隊隷下部隊
防衛大臣直轄部隊
最寄の幹線交通
重要施設
- 酒田共同火力発電所(出力70.0万kW。石炭)(酒田市)
- 酒田変電所(超高圧変電所)(酒田市)
- 新庄変電所(一次変電所)(最上郡大蔵村)
- 西山形変電所(一次変電所)(東村山郡山辺町)
- 山形幹線(新庄変電所から西山形変電所までの約53kmを通過する、27万5千Vの超高圧送電線。なお、50万V送電の設計である)
- 最上幹線(酒田変電所から新庄変電所までの約50kmを通過する、15万4千Vの超高圧送電線)
- 陸羽幹線(新庄変電所から宮城変電所までの約30kmを通過する、27万5千Vの超高圧送電線)
不祥事
- 2019年11月26日 - 業務隊の男性准陸尉(50代)が、倉庫に保管されていた廃棄処分予定の戦闘服など約400点を盗み、複数回にわたりオークションで売却し、約350万円の売却益を得た。駐屯地は11月26日、男性准陸尉を懲戒免職処分にしたと発表。駐屯地は売られた物品を回収する方針[4]。
- 2019年11月26日 - 業務隊の上記とは別の男性准陸尉(50代)が、10月3日午後5時ごろ、東根市内の商業施設駐車場で、酒気を帯びた状態で自家用車を運転。車が故障し駆け付けた警察官が呼気検査を行い飲酒運転が発覚した。駐屯地は11月26日、男性准陸尉を停職(3ヵ月)の懲戒処分としたと発表[4]。
- 2020年6月16日 - 第6施設大隊の男性1等陸曹(50代)が、2019年12月4日午後10時半ごろ、東根市内の飲食店で同僚と飲酒後、私用車を運転(酒気帯び運転)。若木神社境内にある木製の鳥居に衝突して損壊させたが、通報せずに逃げた疑い。村山警察署は先月14日に道路交通法違反の疑いで男性1等陸曹を書類送検。駐屯地は6月16日、男性1等陸曹を停職(5か月)の懲戒処分にした[5]。
- 2020年6月16日 - 第6師団司令部付隊の男性3等陸曹(20代)が、2019年10月18日、駐屯地の宿舎で、同部屋の隊員の財布から現金1万円を盗んだ。「遊興費が欲しかった」と話しているという。駐屯地は6月16日、男性3等陸曹を懲戒免職処分にした[5]。
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
神町駐屯地に関連するメディアがあります。
陸上自衛隊 Japan Ground Self-Defense Force |
---|
幕僚機関 | |
---|
主要部隊 |
|
---|
主要機関 | |
---|
職種 | |
---|
歴史・伝統 |
|
---|
一覧 | |
---|
|
陸上自衛隊の駐屯地 |
---|
北部方面区 | |
---|
東北方面区 | |
---|
東部方面区 | |
---|
中部方面区 | |
---|
西部方面区 | |
---|
関連項目 | |
---|
一覧 |