立山駅(たてやまえき)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺千寿ヶ原にある富山地方鉄道・立山黒部貫光の駅である[2]。
利用可能な路線
歴史
駅構造
立山黒部アルペンルートの富山県側の入口となる当駅は、富山方面の鉄道(富山地鉄立山線)とアルペンルートの立山ケーブルカーが接続する二層構造の駅である。山の斜面に造られており、駅前広場に面した出入口は2階にある。立山ケーブルカー乗り場は2階、富山地鉄線乗り場は半地下である1階にあり、それぞれ別改札となっている。
特徴的なのはアルペンルートの出札カウンターの配置である。観光バスや自家用車客を優先し、乗換動線上ではなく駅前広場側に置かれている。立山ケーブルカーは乗車便指定制であり、多客期には駅前広場まで行列ができることもある。
1階にも線路沿いに小さな出入口があり、富山方にある踏切の横から出入りできる。トイレは1階にも2階にもある。レストランや売店、無料休憩所なども備える。
富山地方鉄道
出改札口、乗り場はすべて1階にある。券売機、ICカード改札機(ecomyca)を備える。3面2線の頭端式櫛形ホームで、留置線も置かれている。トイレは改札外にある。基本的に列車別改札を実施する。
のりば
原則として改札口そばの1番のりばを使用し、2番のりばは臨時用としての位置づけ(1日数本の発着設定あり)となっている。かつては大阪駅、新名古屋駅(現:名鉄名古屋駅)から当駅までの直通列車があった。
利用状況
「富山県統計年鑑」と「統計たてやま」によると、2019年度の富山地方鉄道の1日平均乗降人員は560人である[18][19]。
近年の1日平均乗降人員は以下の通り。
年度
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富山地鉄
|
1日平均 乗降人員
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1995年
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628
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1996年
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714
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1997年
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668
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1998年
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562
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1999年
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503
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2000年
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471
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2001年
|
406
|
2002年
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390
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2003年
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387
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2004年
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365
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2005年
|
309
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2006年
|
315
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2007年
|
308
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2008年
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336
|
2009年
|
319
|
2010年
|
299
|
2011年
|
265
|
2012年
|
266
|
2013年
|
352
|
2014年
|
392
|
2015年
|
591
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2016年
|
592
|
2017年
|
623
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2018年
|
620
|
2019年
|
560
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2020年
|
169
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2021年
|
212
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2022年
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329
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2023年
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471
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駅周辺
立山黒部アルペンルート富山県側の発着地であり、観光バスや自家用車からの乗り継ぎも多い。当駅前には個人経営の食堂などが存在し、環境的制約の大きいアルペンルート沿線では数少ない例となっている。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■立山線
- ■アルペン特急(下り到着列車のみ)
- 寺田駅 (T08) → 立山駅 (T56)
- ■特急
- 有峰口駅 (T54) - 立山駅 (T56)
- ■快速急行(下り到着列車のみ)・■普通
- 本宮駅 (T55) - 立山駅 (T56)
- (1981年までは本宮駅‐立山駅間に粟巣野駅があった。)
- 立山黒部貫光
- ■立山ケーブルカー(鋼索線)
- 立山駅 - 美女平駅
脚注
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
立山駅に関連するカテゴリがあります。
「たてやま」と読む他の駅
外部リンク
- 立山駅 - 富山地方鉄道
- 立山駅 - 立山黒部アルペンルート