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竜兵会

竜兵会(りゅうへいかい)は、ダチョウ倶楽部上島竜兵を中心とした、主に太田プロダクション所属のお笑い芸人の集まり。

結成の背景

結成ルーツとして諸説が語られている。

上島と同じ太田プロダクション所属の土田晃之によれば、竜兵会結成のきっかけはかつて日本テレビ系列で放送されていた番組『THE夜もヒッパレ』にメンバーらが「太田プロオールスターズ」という括りで出演した際、収録後に飲みに行くようになったのがそもそもの始まりであるとしている[1][2]

また、上島と同じ太田プロ所属の劇団ひとりの話によれば、かつて上島を中心とする太田プロ所属の芸人で草野球チームを組んだ後、そのメンバーで定期的に飲み会を開くようになったのが竜兵会の始まりであるとしている[3]

ブレイク時から上島はそのキャラクター性の為に町で不良達に絡まれる事が非常に多かったため、当時無名の後輩若手芸人達に上島を守らせるという側面もあった。竜兵会に喧嘩に強いメンバーが多いのはそのためと言われている。

竜神会

会は古くは「竜神会」と称していたが、同名の暴力団(健竜会系竜心会)から太田プロダクションにクレームが来たため改名。飲み会参加者の間では、上島は泥酔すると数々の奇行や名言を連発することから「太陽さま」と呼ばれていて(劇団ひとり命名)、この飲み会にまつわるネタだけを紹介するイベントが度々開催されている。

メンバー構成

ダチョウ倶楽部のうち、寺門ジモンは竜兵会に所属していない。理由は寺門が喫煙飲酒はしない、夜は筋トレに時間を割く事と上島・肥後が寺門の趣味の知識に疎い為であり、決して不仲からではないので、草野球等では寺門が参加している。

メディア出演

かつてはGyaO、現在はテレ朝チャンネルで竜兵会の番組(ダチョ・リブレばっかス)を放送しているが、一度だけ深夜枠の地上波で放送したことがある。そのほか、「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」などで取り上げられた。また、『イロモネア』に竜兵会名義で本選に出たことがある。

メンバー

太字はCSテレ朝チャンネル「ダチョ・リブレ」レギュラー出演メンバー。名前の後ろの【】内は ダチョ・リブレ #89の出版記者会見より。《》は番組内で有吉が付けたニックネーム。

別名「太陽さま」。中心人物だが威厳等は皆無に等しかった。ノッチと非常に仲が悪かった。
ダチョ・リブレ内でもダチョウ倶楽部の時と同様「リーダー」と呼ばれる。「ゴーヤ様」とも。
自称「ダチョウ倶楽部再生担当」。ダチョ・リブレレギュラーの中では一番年少(実際は有吉が最年少)だが一番口が悪い。竜兵会を自分の出演番組などで広報している。
通称「竜兵会のチンピラ」。モノマネとあだ名をつけるのが得意。営業が多いのでダチョ・リブレの収録を中抜けすることが多い。
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有吉と仲が悪い。場を白けさせることが少なくなく、半ば上島や土田に冷たくされる。時折、会に呼ばれないことがある。また、罰ゲームの実験台にされることが多い。隙あらば太陽様に罵声を浴びせることがある(「クソバカ野郎」連発など)。
ヤマザキモータースに次ぐ会の仕切り役で、竜兵会全員の秘密を把握しているとも。部屋の汚さをネタとした悪口をよく言われる。ハリセンやビンタに手加減をしないことが多い。
パラダイステレビでの出演が長いことからコーナーの司会進行を務めることが多い。入院中と父親の葬儀のことがよくネタにされる。会一番のインテリ。
新年会の会場に自宅を提供しておりダチョ・リブレはほぼレギュラー出演。番組内で薄毛が改善してきていることを指摘されプロペシアプロピアシャンプーの使用のおかげと発言。また他の2人もときたま出演がある。
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スタジオ収録や居酒屋「野武士」には顔を出さないが他で登場することがある。本人曰く「全員が自分を殺せる爆弾を持っている」。
太田プロ所属ではないのでダチョ・リブレの出演はほとんどない。
ダチョ・リブレにはシーズン1初回収録時(2本撮り)に急遽飛び入り参加し第2回に出演。シーズン2のスタート時に番組に出演したいという理由だけで事務所の移籍を本気で考えていたとのこと。
ダチョ・リブレにも不定期で出演。広川ひかるにもかわいがられており、たびたび不倫疑惑をもたれる。

その後

2016年9月16日放送の『アメトーーク!』にて竜兵会の解散が発表された。理由は、行きつけの居酒屋「野武士」が閉店した事と、上島本人のどうしようもない人間性などが挙げられた。この他にも、上島本人から学ぶ物事など何一つもなくただのバカ騒ぎに付き合わされたのが不満でしょうがなかったなどとも言われた。しかし、これはあくまでネタでありその後も飲み会は開かれ続け、上島自身も解散を否定していた[4]

2018年3月にはサントリー烏龍茶』のプロモーションとして、「新・竜兵会」と称するCM動画が公開された。こちらはダチョウ(寺門も含まれる)・土田、横山由依野呂佳代の他、サンドウィッチマンが出演した[5]

2021年10月1日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で復活と称して出演した。

2022年1月3日には『竜兵会VS出川軍芸能界オールスター草野球対決2022』(西武ドーム)が放送された[6][7]。試合終了後はまたやりたいと語っていた他、キス芸はアクリル板越しで行っていた。

主な出演
竜兵会 - ダチョウ倶楽部、土田晃之、松村邦洋神無月、劇団ひとり、安田和博、インスタントジョンソン、スギちゃん
出川軍 - 出川哲朗ずんウド鈴木岩井ジョニ男堀内健中岡創一蛍原徹霜降り明星ゴリけん

2022年5月11日に上島が急死。葬儀には全員が参列した。

出演

テレビ番組

  • 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日)
  • ダチョ・リブレ ばっかス(テレ朝チャンネル)
  • キャくれ家(朝日放送、2010年11月13日)
乾き亭げそ太郎藤井ペイジくらげライダーの4人が出演。
  • ビバ!!竜兵会(日本テレビ、2012年12月30日・2013年12月29日)
  • 竜兵会VS出川軍芸能界オールスター草野球対決2022(テレビ東京、2022年1月3日)

ラジオ番組

  • 竜兵会のオールナイトニッポンGOLD(ニッポン放送、2014年4月18日)

インターネット・モバイル

  • 竜兵会(GyaO)
  • 竜兵会の約束(BeeTV、2010年3月20日 - )

関連著書

脚注

  1. ^ TORA (2014年4月21日). “土田晃之、『竜兵会』誕生のきっかけを証言。本当は『笑瓶会』だった!?(エンタがビタミン♪)” (日本語). Techinsight. メディアプロダクツジャパン. 2014年6月2日閲覧。
  2. ^ 竜兵会『竜兵会―僕たちいわばサラリーマンです。出世術のすべてがここに』双葉社、2009年、19頁。ISBN 978-4575301212 
  3. ^ 劇団ひとり (2014年6月9日). “元日でも「竜兵会」最優先 劇団ひとりの「上島竜兵愛」” (日本語). 日刊ゲンダイ. 2014年6月24日閲覧。
  4. ^ https://www.daily.co.jp/gossip/2016/10/03/0009551310.shtml
  5. ^ 上島竜兵が『新・竜兵会』を結成!? サントリー烏龍茶
  6. ^ テレビ東京・BSテレ東『竜兵会VS出川軍芸能界オールスター草野球対決2022 | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)https://www.tv-tokyo.co.jp/kusayakyu/2022年5月12日閲覧 
  7. ^ “竜兵会VS出川軍オールスター、箱根駅伝の真裏でリアルガチ草野球 テレ東がお正月風物詩に真っ向勝負?”. oricon news (ORICON). (2022年1月2日). https://www.oricon.co.jp/news/2219244/ 2022年5月14日閲覧。 

関連項目

外部リンク

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