能登島(のとじま)は、石川県七尾市の七尾湾を塞ぐ形で浮かぶ島。面積46.78km2。周囲長71.9km。
一島で一町(能登島町)だったが、2004年10月1日合併により七尾市の一部になった。能登半島国定公園に含まれる。
地理
島によって隔てられた島の三方の海を、それぞれ七尾北湾、七尾西湾、七尾南湾と称する。大口瀬戸によって穴水町と、三ヶ口瀬戸、屏風瀬戸及び小口瀬戸によって七尾市の半島本土側と対する。
能登島大橋が屏風瀬戸に、中能登農道橋が三ヶ口瀬戸に架かる。また、小口瀬戸の対岸には観音崎がある。
自然
植生
島内の社叢林や気候から原植生はタブノキ、スダジイ、ウラジロガシの照葉樹林と考えられるが、大半は里山として利用されスギの植林地や、アカマツとコナラが混交した二次林となっている。アカマツ林はかつてよく手入れされていたと思われマツタケを多く産した。
能登島と周辺の小島はシダ植物が豊富なことで知られ、オオイタチシダ、ウラジロ、ホラシノブなど暖地性のものを中心に115種類ほどが知られている[1]
沿革
観光
脚注
外部リンク