西経110度線(せいけい110どせん)は、本初子午線面から西へ110度の角度を成す経線である。北極点から北極海、北アメリカ、太平洋、南極海、南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。西経110度線は、東経70度線と共に大円を形成する。
カナダの自治領測量(英語版)において西経110度線は「第4経線」とされていた。しかし、当時の測量が不正確なものだったため、第4経線は実際の西経110度線よりも約400メートル西に設定された。1905年より、第4経線はアルバータ州とサスカチュワン州の境界になっている。また、西経110度線はノースウエスト準州とヌナブト準州の北緯70度線以北における境界になっているが、これは「第4経線」ではなく実際の西経110度線である。
アメリカ合衆国では、かつてジェファーソン準州の西の境界が西経110度線であった。
通過する地域一覧
西経110度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。
関連項目