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西藤原駅

西藤原駅
駅舎(2012年5月)
にしふじわら
NISHIFUJIWARA
(S14)西野尻 (1.2 km)
地図
所在地 三重県いなべ市藤原町大貝戸336
北緯35度10分13.44秒 東経136度28分41.19秒 / 北緯35.1704000度 東経136.4781083度 / 35.1704000; 136.4781083座標: 北緯35度10分13.44秒 東経136度28分41.19秒 / 北緯35.1704000度 東経136.4781083度 / 35.1704000; 136.4781083
駅番号  S15 
所属事業者 三岐鉄道
所属路線 三岐線
キロ程 26.5 km(富田起点)
電報略号 ニシ[要出典]
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線*
乗車人員
-統計年度-
72人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月23日[1]
備考 業務委託駅
* うち1線は車両保存用として使用しているため、当駅を発着する列車に限ると1面1線となる。
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西藤原駅(にしふじわらえき)は、三重県いなべ市藤原町大貝戸にある、三岐鉄道三岐線。同線の終着駅である。また、三重県の鉄道駅の中では最北端に当たる。ナンバリングはS15

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅であるが、うち1線は車両保存用として使用しているため、当駅を発着する列車に限ると1面1線となる。

構内には2001年に三岐線の開業70周年を記念して西藤原駅前SL公園[6]が整備され、三岐鉄道創業時に新造された蒸気機関車E102号機、電気機関車ED22型、ディーゼル機関車DB25号機の車輛3輛が展示されている。また、2017年から「桑工ゆめ鉄道」と名付けられた庭園鉄道が、ボランティアの手により不定期[7]に運行されている。2015年まで運行されていた、庭園鉄道「ウィステリア鉄道」が復活した形となっている。

駅舎は蒸気機関車が客車を連ねている様子を模した新しい建物である[1]業務委託駅であり、簡易郵便局(西藤原簡易郵便局)が併設されている[8]

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 126
1998年 119
1999年 105
2000年 91
2001年 119
2002年 131
2003年 123
2004年 125
2005年 119
2006年 131
2007年 128
2008年 128
2009年 121
2010年 122
2011年 112
2012年 95
2013年 95
2014年 98
2015年 102
2016年 104
2017年 96
2018年 89
2019年 72
  • 西藤原駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(西藤原駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1968年(昭和43年) 63,210 ←←←← 36,153 99,363      
1969年(昭和44年) 61,050 ←←←← 38,988 100,038      
1970年(昭和45年) 55,980 ←←←← 36,003 91,983      
1971年(昭和46年) 51,150 ←←←← 38,125 89,275      
1972年(昭和47年) 41,130 ←←←← 36,525 77,655      
1973年(昭和48年) 40,830 ←←←← 33,536 74,366      
1974年(昭和49年) 41,130 ←←←← 28,203 69,333      
1975年(昭和50年) 38,430 ←←←← 30,574 69,004      
1976年(昭和51年) 31,980 ←←←← 27,397 59,377      
1977年(昭和52年) 32,550 ←←←← 25,828 58,378      
1978年(昭和53年) 33,900 ←←←← 28,203 62,103      
1979年(昭和54年) 32,250 ←←←← 30,582 62,832      
1980年(昭和55年) 31,350 ←←←← 23,556 54,906      
1981年(昭和56年) 28,500 ←←←← 26,896 55,396      
1982年(昭和57年) 30,240 ←←←← 28,260 58,500      
1983年(昭和58年) 30,150 ←←←← 24,147 54,297      
1984年(昭和59年) 35,100 ←←←← 24,244 59,344      
1985年(昭和60年) 36,000 ←←←← 25,895 61,895      
1986年(昭和61年) 33,780 ←←←← 24,962 58,742      
1987年(昭和62年) 35,280 ←←←← 20,532 55,812      
1988年(昭和63年) 28,740 ←←←← 22,481 51,221      
1989年(平成元年) 29,220 ←←←← 20,070 49,290      
1990年(平成2年) 32,910 ←←←← 19,409 52,319      
1991年(平成3年) 32,250 ←←←← 19,111 51,361      
1992年(平成4年) 32,430 ←←←← 20,595 53,025      
1993年(平成5年) 26,400 ←←←← 18,874 45,274      
1994年(平成6年) 26,400 ←←←← 20,093 46,493      
1995年(平成7年) 23,940 ←←←← 19,687 43,627      
1996年(平成8年) 25,830 ←←←← 21,354 47,184      
1997年(平成9年) 25,920 ←←←← 19,910 45,830      
1998年(平成10年) 23,450 ←←←← 19,861 43,311      
1999年(平成11年) 18,246 ←←←← 20,067 38,313      
2000年(平成12年) 14,808 ←←←← 18,296 33,104      
2001年(平成13年) 22,454 ←←←← 20,847 43,301      
2002年(平成14年) 27,222 ←←←← 20,457 47,679      
2003年(平成15年) 26,506 ←←←← 18,650 45,156      
2004年(平成16年) 27,440 ←←←← 18,252 45,692      
2005年(平成17年) 26,022 ←←←← 17,464 43,486      
2006年(平成18年)   ←←←←   47,894      
2007年(平成19年)   ←←←←          

駅周辺

藤原岳の玄関口となる駅であり、駅付近は南北に集落が広がる。寺院もこれに沿って点在し、には鳴谷滝などのもある。史学庵[10]は駅北側、藤原岳自然科学館[11]は駅東側にあるが、ともにやや離れた所にある。

その他

  • 当駅は三重県の鉄道駅の中では最北端に当たる。最東端は加茂駅、最南端と最西端をかねているのが鵜殿駅である。

隣の駅

三岐鉄道
S 三岐線
西野尻駅(S14) - 西藤原駅(S15)

脚注

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、22,24-25頁。 
  2. ^ 鉄道ファン2001年7月号(VOL.483)149ページ
  3. ^ 「モハユニ」『RAIL FAN』第49巻第10号、鉄道友の会、2002年10月号、21頁。 
  4. ^ 三岐線西藤原駅前公園におけるミニSL・ミニ新幹線無料運行終了のお知らせ”. 三岐鉄道 (2015年2月). 2015年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月10日閲覧。
  5. ^ 1/7より三岐線西藤原駅前公園で「桑工ゆめ鉄道」が運行します”. 三岐鉄道 (2016年12月19日). 2018年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月10日閲覧。
  6. ^ 西藤原駅前SL公園”. 三岐鉄道. 2024年2月10日閲覧。
  7. ^ 桑工ゆめ鉄道 of 三重県立桑名工業高等学校”. 三重県立桑名工業高等学校. 2024年2月10日閲覧。
  8. ^ 西藤原簡易郵便局 (三重県) - 日本郵政グループ”. 日本郵政グループ. 2022年8月14日閲覧。
  9. ^ 三重県統計書 - 三重県
  10. ^ 三重県環境生活部文化振興課. “史学庵”. 三重県. 2022年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  11. ^ 藤原岳自然科学館”. 教育・文化・スポーツ. いなべ市. 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  12. ^ 聖宝寺について”. 鳴谷山聖宝寺. 2021年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  13. ^ <波の詩> いなべとサル」『中日新聞』2022年11月3日。オリジナルの2022年11月7日時点におけるアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  14. ^ さるのおんがえし”. 鳴谷山聖宝寺. 2022年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  15. ^ 紅葉シーズン”. 鳴谷山聖宝寺. 2021年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  16. ^ a b もみじ祭り”. 鳴谷山聖宝寺. 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。

関連項目

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