車力村(しゃりきむら)は青森県西津軽郡に位置する日本海に面した村である。2005年2月11日のつがる市発足により廃止された。
地理
隣接していた自治体
歴史
- 村名由来
- 「車力」の語源は西方に広がる屏風山砂丘の砂に因み「砂力」(サリキ)とする旧地名説や、鎌倉幕府の御家人柾子弾正が京都から赴任した時に牛車を持ってきたという伝承に因む説など、集落には東部にある柾子館跡(まさこだて)に関わる名前由来の伝承が多い(車力《しゃりき》は古語で荷物の運搬を業としていた者のことをいう-車力村史)。「サルキ(草原の湿地帯 = 湿原)」とするアイヌ語説も戦後に生まれたがいずれも決定的なものではない。
沿革
産業
漁業
農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、車力村の篤農家は「佐々木三之助、相川景雄、鳴海藤助、鳴海廉之助、工藤七五郎」などがいた[2]。
姉妹都市・提携都市
- 農業技術交流
地域
教育
- 車力保育園
- 富萢保育園
- 車力幼稚園
- 車力小学校
- 富萢小学校
- 富萢小学校清水分校
- 牛潟小学校
- 車力中学校
- 木造高校車力分校
観光
神社・寺院
神社
- 浜明神
- 神明宮
- 伊豆神社
- 三吉稲荷神社
- 豊崎稲荷神社
- 天満宮
- 大山祗神社
- 七面大明神
- 八幡宮
- 大鳥居
- 長尾神社
- 高山稲荷神社
- 宗像神社
寺院
橋
交通
道路
路線バス
出身有名人
脚注
参考文献
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 高谷繁太郎、江馬英三郎編『青森県名鑑 大正四年特別大演習記念』青森県行幸記念協会、1917年。
- 編纂委員会編『角川日本地名大辞典2 青森県』角川書店〈地名大辞典〉、1985年12月1日。
関連項目
外部リンク
- 車力村(2005年5月23日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project