郭(かく)は、漢姓の一つ。
中華圏
郭(グォ)は、中華圏の姓の一つ。
2020年の中華人民共和国の第7回全国人口調査(中国語版)(国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で16番目に多い姓であり、1585.67万人がいる[1][2]。台湾の2018年の統計では第15位で、351,979人がいる[3]。
著名な人物
- 歴史上の人物
- 郭隗 - 春秋燕の政治家。
- 郭巨 - 後漢の人。二十四孝の一人。
- 郭泰 - 後漢の儒学者。
- 郭汜 - 後漢末期の董卓の部将。
- 郭図 - 後漢末期の袁紹軍の参謀。
- 郭嘉 - 後漢末期から三国時代の政治家。曹操に仕えた。
- 郭淮 - 三国時代の魏の将軍。蜀漢の北伐撃退に功があった。
- 郭象 - 西晋の思想家。
- 郭璞 - 晋の文学者・卜者。
- 郭子儀 - 唐の軍人・政治家。
- 郭威 - 後周の初代皇帝。
- 郭煕 - 北宋の画家。
- 郭忠恕 - 北宋の画家。
- 郭侃 - 元の将軍。
- 郭守敬 - 元の天文学者・暦学者。
- 郭子興 - 元末の群雄の一人。
- 郭嵩燾 - 清末の外交官。
- 郭雲深 - 中華民国の武術家。
- 郭沫若 - 中華民国・中華人民共和国の文学者・歴史家・政治家。
- 台湾の人物
- 香港の人物
- アメリカの人物
朝鮮
郭(クァク)は、朝鮮の姓の一つ。2015年に203,188人がいる[4]。
著名な人物
氏族
本貫は玄風・清州・善山・海美・餘美・鳳山など文献上では50余本が伝えるが、清州郭氏以外は皆玄風郭氏の分派であり、この2つ以外の系譜は定かでない。朝鮮時代の文科及第者は57人、この中玄風郭氏30人、清州郭氏14人である。
ベトナム
郭(クアック)は、ベトナムの姓の一つ。
著名な人物
脚注
出典
関連項目
中国の多い姓上位100位 |
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第1~25位 | |
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第26~50位 | |
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第51~75位 | |
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第76~100位 | |
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備考 |
- 2020年の第7回中華人民共和国全国人口調査(中国語版)(国勢調査)に基づく姓氏統計による。
- 簡体字の制約などによる特記事項。
#第33位の「肖」は二簡字改革により改姓した「蕭」を含む(簡体字表記の「萧」姓は別統計)。 #第41位の「葉」は簡体字で「叶」と表記。 #第53位の「鍾」は簡体字で「钟」と表記。 #第66位の「傅」は簡体字で「付」と表記(簡体字表記の「傅」姓は別統計)。 #第73位の「邱」は簡体字で「邱」と表記(簡体字表記の「丘」姓は別統計)。 #第77位の「閆」は簡体字で「闫」と表記する(簡体字表記の「阎」姓は別統計)。 #第96位の「戴」は簡体字で「戴」と表記する(簡体字表記の「代」姓は別統計)。
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台湾の多い姓上位100位 |
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第1~25位 | |
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第26~50位 | |
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第51~75位 | |
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第76~100位 | |
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備考 |
- 2023年6月30日公表の中華民国内政部の資料による統計。台湾の姓も参照。
- 中国大陸、東南アジアからの移民なども統計に含まれる。また、違う字体を使用する姓を2つの姓と見なされることもある。
#第3位は繁体字の「黃」であり、80位は簡体字の「黄」である。 #64位の「温」は簡体字と同形である。
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韓国の多い姓上位100位 |
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