鈴木 守(すずき まもる、1938年11月30日[1][2] - )は、日本の医学者・教育者。元群馬大学学長、医学部長、上武大学学長、医学博士。
専門は寄生虫学。特に、マラリア対策研究、熱帯医学[2]。
来歴
静岡県出身[1]。私立武蔵高校卒業後、1964年千葉大学医学部卒業[2]。1969年千葉大学大学院医学研究科博士課程修了[2]。学位論文名は「トキソプラズマ色素試験Acessory Faetorの研究マウス細胞溶解因子の意義」。同年、東京大学医科学研究所細菌感染研究部を経て[2]、1972年WHO上級研究者としてイギリスおよびアメリカに留学[2]。
1974年東海大学助教授[2]。1976年群馬大学教授となる[2]。1998年、群馬大学医学部長[2]。2001年、群馬大学副学長を経て[2]、2003年より群馬大学長[2]。2009年より上武大学学長[2]。
世界寄生虫学者連盟会長、日本寄生虫学会理事長、文部科学省中央教育審議会専門委員、財団法人大学基準協会理事・副会長、社団法人国立大学協会理事、文部科学省大学設置・学校法人審議会委員、独立行政法人日本学術振興会「野口英世アフリカ賞」医学研究分野推薦委員会委員、社団法人国立大学協会経営支援委員長などを歴任[2]。
2014年、瑞宝重光章受章[3]。現在、群馬市民大学講座で学長を務める[4]。
脚注
- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.413
- ^ a b c d e f g h i j k l m “鈴木守 新学長就任のお知らせ”. www.jobu.ac.jp. 上武大学. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “平成二十六年/秋の叙勲・褒章受章者”. www.med.or.jp. 日本医師会. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “ごあいさつ(群馬市民大学講座)”. 群馬市民大学講座. 2021年12月5日閲覧。
外部リンク