長洲(広東語:チュンチャウ、英語:Cheung Chau)、日本における俗称長洲島(ちょうしゅうとう)は、香港新界離島区の離島のひとつで、香港島の西及びランタオ島の南東に位置し、有名な観光地である。
概要
島の地形は、南北の岩山二つとそれを結ぶ細長い砂州で、ダンベルのような形になった。「洲」は砂が堆積した島を意味する字なので、「島」を付けて呼ぶと意味が重複する。
人口は砂州の部分に密集し、食堂や海産物屋が並んでいる。砂州の東側は海水浴場で、西側は漁港とフェリー乗り場がある。海水浴場周辺にはロッジが多く、宿泊しての観光も可能。
島には天后廟、関公廟、北帝廟がある。北帝廟を中心に太陰暦4月8日前後に行われる太平清醮(俗称包山節、饅頭祭り)は、高い櫓に登り、取り付けられたマントウを取り合う祭りで、観光客も多く訪れる。
島には救急車などの緊急車両と工事車両以外に車はなく、交通手段は自転車と徒歩のみ。
香港島の中環埠頭からフェリーで行くができる。
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
長洲島に関連するカテゴリがあります。
座標: 北緯22度12分38秒 東経114度1分44秒 / 北緯22.21056度 東経114.02889度 / 22.21056; 114.02889