阿部 仲麻呂(あべ なかまろ、1968年7月10日 - )は、日本の神学者[1]。東京都出身のカトリックの神父。神学博士(上智大学)。日本カトリック神学会理事。日本宣教学会常任理事。上智大学大学院神学研究科(神学)、日本カトリック神学院(哲学・神学)、桜美林大学などの兼任講師を務める[2]。
国際日本文化研究センター客員研究員(仏教学)。公共哲学京都フォーラム・コメンテーター(公共哲学)。サレジオ会士である。
経歴
1968年、東京都出身。1982年、カトリックの洗礼を受ける。1990年にサレジオ会に入会。1997年、司祭に叙階される。
専門は、基礎神学、哲学的解釈学、教義神学、組織神学、教父思想、美学、西洋古典学[2]。トミズムとフランチェスカニズムの神学的長所を総合し、カッパドキア学派神学の思想とも調和させつつ、日本文化の美的繊細さ・感受性の豊かさの視座を加味した全一的な神学の構築を目指している。
上智大学文学部哲学科卒業。同大学神学部神学科卒業。ローマ教皇庁立グレゴリアン大学大学院神学部基礎神学専攻学科修士課程修了(神学修士号STL取得)。上智大学大学院神学研究科博士後期課程組織神学専攻修了(神学博士号STD取得)。
主要著書
主要共著
脚注
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