また、キリスト教において香油・塗油は特別な意味を持つ。メシア(イエス・キリスト)は、ヘブライ語で「油を注がれた者」を意味する。「新約聖書」には、イエスに女が香油を塗る場面が何度かあり(罪の女#香油にまつわる他の二人の女性)、イエスの葬儀にはマグダラのマリアが香油を用意した。キリスト教では、病者の塗油(終油の秘蹟)などの儀式に、香油(聖別された油・聖油(英語版))が使われる。
日本では、柳屋本店が香油を開発した現存する最古の企業である。