鳴子温泉駅(なるこおんせんえき)は、宮城県大崎市鳴子温泉字湯元[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線の駅である[2]。
鳴子温泉の玄関口である[2]。陸羽東線の運行上の要となる駅であり、一部の列車を除いて当駅で折り返しとなる[2]。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。隣接して乗務員宿泊所が設置されており、夜間滞泊が設定されている。
JR東日本東北総合サービス受託の業務委託駅であり、小牛田統括センター(古川駅)が当駅を管理する。直営駅時代は駅長・助役が配置され、旧・鳴子町内の各駅(川渡温泉駅 - 中山平温泉駅間)を管理していた。自動券売機、指定席券売機[7]、簡易Suica改札機が設置されている。駅舎内に観光案内所があり、散策用に下駄を貸し出したり、下駄手形を販売するほか、駅レンタカー業務を受託している。また、案内所の女性職員が観光駅長を兼務する。駅舎は、当時の地元鳴子町の要望に応えて1991年(平成3年)6月に着工し、12月20日に完成したもので、小劇場やコミュニティ施設が併設されている。鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積約622平方メートルあり、このうち約3分の2が地元の施設扱いである[5]。
駅構内にヒノキ造りの浴槽の足湯「ぽっぽの足湯」がある[8]。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1・2
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■陸羽東線
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上り
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古川・小牛田方面[9]
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おもに1番線
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3
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下り
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新庄方面[9]
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一部1・2番線
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改札口(2023年7月)
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1番線ホーム(2023年7月)
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2・3番線ホーム(2023年7月)
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足湯「ぽっぽの足湯」(2023年7月)
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駅にある暖簾(2007年11月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は168人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
駅前広場がある。商店などがある。住宅は川沿いに多い。
その他
- 「湯煙りに包まれた、温泉町の情報発信駅」として、東北の駅百選に選定された。
- 旧駅名称である鳴子駅は「なるごえき」と読むが、かつての駅所在地の町名である鳴子町は「なるこちょう」と読み、駅名と町名で読み方が異なっていた。このことは、1971年(昭和46年)放送のNHK新日本紀行でも取り上げられた。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■陸羽東線
- 鳴子御殿湯駅 - 鳴子温泉駅 - 中山平温泉駅
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
鳴子温泉駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)(鳴子温泉 - 新庄間運休中) |
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