|
茨城県「鹿嶋市」とは異なります。 |
鹿島市(かしまし)は、佐賀県の南部にある市。旧藤津郡。
地理
佐賀県の南部、佐賀市の南西約60kmの場所に位置する。
市域東部は有明海に面し、市域南西部は長崎県と県境を成している。南に多良山系があり、南部はその麓で、いくつかの川が谷を刻む。北部は海岸沿いの平野で、鹿島市街がある。
- 山岳:経ヶ岳(1075.7m) ・琴路岳(501.2m) ・浄土山(500.9m) ・篠岳(313.6m)・蟻尾山(192.0m)・湯ノ峰山(152.8m)
- 河川:塩田川・鹿島川・浜川・中川・早ノ瀬川・木庭川・石木津川・母ヶ浦川・音成川・黒木川・飯田川・金剛川
- 湖沼:中木庭ダム・観覧堤・西堤・濁堤・杉本堤・水無堤
隣接している市町村
地域
地域 |
面積/km2 |
世帯[* 1] |
人口[* 1] |
旧町村 |
位置 |
町・字
|
鹿島
|
007.39 |
5047 |
14016 |
鹿島町 |
北西 |
重ノ木・高津原・納富分
|
能古見
|
056.71 |
1068 |
03718 |
能古見村 |
中西から南 |
三河内・山浦
|
古枝
|
014.30 |
0830 |
03031 |
古枝村 |
中東から南東 |
古枝[* 2]
|
浜
|
004.66 |
0996 |
03089 |
浜町 |
北東 |
浜町[* 3]
|
北鹿島
|
008.14 |
1180 |
03694 |
鹿島村 |
北 |
井手・常広・中村・森
|
七浦
|
008.14 |
0894 |
03172 |
七浦村 |
東 |
飯田・音成
|
計
|
112.10 |
10055 |
30720
|
- ^ a b 2010年10月1日
- ^ 古枝村時代は大字なし
- ^ 浜町(鹿島市合併前)時代は大字なし
人口
|
鹿島市と全国の年齢別人口分布(2005年)
|
鹿島市の年齢・男女別人口分布(2005年)
|
■紫色 ― 鹿島市 ■緑色 ― 日本全国
|
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
|
鹿島市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
|
35,475人
|
|
1975年(昭和50年)
|
34,557人
|
|
1980年(昭和55年)
|
35,006人
|
|
1985年(昭和60年)
|
34,714人
|
|
1990年(平成2年)
|
34,336人
|
|
1995年(平成7年)
|
34,083人
|
|
2000年(平成12年)
|
33,215人
|
|
2005年(平成17年)
|
32,117人
|
|
2010年(平成22年)
|
30,720人
|
|
2015年(平成27年)
|
29,684人
|
|
2020年(令和2年)
|
27,892人
|
|
|
総務省統計局 国勢調査より
|
歴史
近現代
行政
歴代市長
- 鹿島市(1954年-)歴代市長
代
|
氏名
|
就任年月
|
退任年月
|
初-3
|
松浦茂
|
1954年5月12日
|
1966年5月11日
|
4-7
|
矢野正治
|
1966年5月12日
|
1982年5月11日
|
8-9
|
馬場勝
|
1982年5月12日
|
1990年5月11日
|
10-14
|
桑原允彦
|
1990年5月12日
|
2010年5月11日
|
15-17
|
樋口久俊
|
2010年5月12日
|
2022年5月11日
|
18
|
松尾勝利
|
2022年5月12日
|
現職
|
議会
マスコットキャラクター
- かし丸
- 2013年(平成25年)3月30日から鹿島市のマスコットキャラクター。
姉妹友好都市・提携都市
国政・国の出先機関
出先機関
県政・県の出先機関
鹿島市・藤津郡から選出される佐賀県議会議員の定数は2議席である。
出先機関
- 鹿島総合庁舎
- 鹿島農林事務所
- 鹿島土木事務所
- 藤津教育事務所
- 藤津農業改良普及センター
警察
消防
産業
- 産業人口(就業者比率)
- 第一次産業:17.7%
- 第二次産業:26.1%
- 第三次産業:56.6%
※平成17年国勢調査による数値。
鹿島市に本社を置く企業
鹿島市に工場・事業所を置く企業
市外局番
郵便局
- 郵便局(ゆうちょ銀行)(8局)
- 集配局 - 窓口業務に加え、集配業務を行う郵便局(1局)
- 無集配局(6局)
- 鹿島泉通郵便局、能古見郵便局、祐徳神社前郵便局、浜郵便局、鹿島乙丸郵便局、七浦郵便局
- 簡易郵便局(1局)
金融機関
テレビ
- ケーブルテレビ
健康・福祉
統計はすべて2010年10月1日の国勢調査のもの。
- 平均年齢 : 46.18歳
- 年少人口(0 - 14)割合:14.6%
- 生産年齢人口(15 - 64)割合:60.8%
- 老年人口(65 - )割合:24.6%
病院
教育
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
学校教育以外の施設
自動車教習所
保育所
- 市立
- 私立
- 誕生院保育園
- ことじ保育園
- アソカ保育園
- 旭ヶ岡保育園
- 鹿島保育園
- 能古見保育園
- 若草保育園
- 共生保育園
- 海童保育園
- めぐみ園
- 飯田保育園
- おとなり保育園
- 七浦保育園
交通
鉄道
西九州新幹線(九州新幹線西九州ルート)の建設計画に伴い並行在来線問題に関して、市内を通過する長崎本線の将来の運行形態を巡って、県・JRと市との間に様々な曲折が見られる。
バス路線
バス
- 祐徳バス - 市内一般路線バス全路線(乗合タクシーを除く)を運行。鹿島バスセンターを運行拠点とする。かつては鹿島市内発着の高速バスもあったが、現在はすべて廃止された。
乗合タクシー路線
道路
本市内には2023年現在、いかなる形態の高速道路も通っていない(有明海沿岸道路の一部である福富鹿島道路を建設する計画があるが着工に至っていない)。
最寄りインターチェンジは西隣の嬉野市嬉野温泉地区にある長崎自動車道嬉野インターチェンジである。
- 一般国道
- 道の駅
- 県道
- その他
スポーツ
社会人スポーツチーム
文化施設
- エイブル(鹿島市生涯学習センター)
- 鹿島市民文化ホール(SAKURAS)
スポーツ施設
- 干潟公園(七浦海浜スポーツ公園)
- 北公園
- 鹿島市民体育館
- 鹿島市民武道館
- 中川公園運動広場
- 横田運動広場
- 祐徳運動広場
- 鹿島市陸上競技場
- 鹿島市民球場
- 鹿島市のごみふれあい楽習館体育館
- 鹿島市林業体育館
- 鹿島市臥竜ヶ岡体育館
- 鹿島市北鹿島体育館
- 鹿島市七浦海浜スポーツ公園体育館
- 西三河内運動広場
- 母ヶ浦運動広場
- 龍宿浦運動広場
- 飯田運動広場
特産品
- 佐賀錦:もともとは江戸時代に肥前鹿島藩で創始されたもので「鹿島錦」と呼ばれていたが、佐賀本藩が1867年のパリ万博に出品する際に知名度等の問題から「佐賀錦」として出品したことでこの呼称が定着した。国内・国際的によく知られている佐賀錦は花鳥風月の豪華絢爛な織物とされているが、古来の佐賀錦はやや質素ながら高級感のあるもので一線を画している。明治以降衰退し存続の危機に立ったが、大隈重信らの助力により再興され、伝統産業として存続している。
- 海苔
- みかん
- 稲荷ようかん
- のごみ人形
- 浅浦甚八笠
- 浮立面
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
- 旭ヶ岡公園・桜まつり(3月下旬~4月上旬)
- 祐徳稲荷神社外苑(東山公園)・つつじまつり(4月下旬~5月上旬)
- 鹿島ガタリンピック(5月下旬~6月上旬)
- 鹿島納涼花火大会(毎年7月14日)
- 沖ノ島まいり(旧暦6月19日/7月)
- 鹿島おどり(8月)
- かしま鍋島竹あかり(10月~11月のうち日曜の1日間)
- 秋祭り 伝承芸能
- 面浮立 母ヶ浦・音成・飯田(9月第2日曜)
- 救世神社秋祭り(9月23日)
- 五の宮神社秋祭り(10月第3金曜日~日曜日)
- 三嶽(みたけ)神社秋祭り(11月1日~2日)
- 琴路(きんろ)神社秋祭り(11月2日~3日)
- 祐徳稲荷神社・お火たき毎年(12月8日)
- ふな市(毎年1月19日)
- 祐徳稲荷神社・初午まつり(2月上旬)
- 酒蔵ツーリズム(2日で3万人から5万人の集客がある。)
鹿島市出身または関係の深い著名人
★は故人
鹿島市が登場する作品
脚注
注釈
- ^ 杵島郡白石町のうち旧有明町の牛屋、坂田、新開、新明、田野上、戸ヶ里、深浦、辺田を管轄
- ^ 2007年に本社工場を当市に全面移転
- ^ 自動車用シートカバーを生産し、全量をトヨタ紡織九州(佐賀県神埼市)に納入する。佐賀県外の企業としては12年ぶりの鹿島市への企業進出となった。地元から約200人の新規雇用を予定している。
出典
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
鹿島市に関連するカテゴリがあります。