1999年四大陸フィギュアスケート選手権(1999 Four Continents Figure Skating Championships)は、1999年2月21日から2月28日の日程でカナダのハリファックスで開催されたフィギュアスケートの国際大会。
概要
四大陸フィギュアスケート選手権は、1999年に創設され今大会が初開催となった。参加資格は非ヨーロッパ州のISU加盟国と地域で、参加枠は各種目3人もしくは3組までとなっており、12の国と地域から59選手が参加した。
創設されたばかりの四大陸フィギュアスケート選手権であったが、参加主要国のこの大会への捉え方には違いが生じた。アメリカは1999年全米選手権男子シングル優勝のマイケル・ワイスと女子シングル優勝のミシェル・クワンを派遣せず、カナダは1999年カナダ選手権男女シングル、ペア、アイスダンス全ての優勝者を派遣した。一方、日本は第67回全日本選手権優勝者全てを派遣し、かつこの大会を1999年世界選手権の最終選考会と位置づけた。
競技では、男子シングルは日本の本田武史が優勝。日本選手が国際スケート連盟主催のISU選手権で優勝したのは1994年世界選手権の佐藤有香以来5年ぶり。女子シングルは、ウズベキスタンのタチアナ・マリニナが優勝。ペアでは中国の申雪&趙宏博組が優勝し、中国フィギュアスケート史上初のISU選手権優勝をもたらした。アイスダンスでは世界選手権銅メダリストのカナダのシェイ=リーン・ボーン&ヴィクター・クラーツ組が貫禄の滑りで完全優勝を飾った。
各国エントリー数
各国メダル数
競技結果
男子シングル
女子シングル
ペア
アイスダンス
関連項目
外部リンク