2009年のドイツツーリングカー選手権は、2000年に再開したドイツツーリングカー選手権の10回目のシーズンである。5月17日のホッケンハイムリンクで開幕し、10月25日の同サーキットでの最終戦で閉幕した。タイトルは全10戦で争われ、ティモ・シャイダーがシリーズチャンピオンを獲得した。
2009年の参戦チーム・ドライバー
シーズン中の変更
今シーズンは新ルールが導入され、2009年4月21日に発表された。予選は昨シーズンの2から4セッションへと変更された。車両の最低重量が変更され、2009年型車両は1,050kg、2008年型車両は1,030kg、2007年型車両は1,010kgとされた[8]。
ドライバーの変更
キャサリン・レッグがフューチャーコムTMEチームから彼女のために結成された新チーム、アウディ・スポーツチーム・アプト・レディ・パワーに移籍し、アウディの新型車をドライブした。
GP2シリーズで活動していたクリスチャン・バッケラドが、イギリス・フォーミュラ・ルノーで活動していたヨハネス・ザイドリッツと共にコリン・コレスのフューチャーコムTMEに加入、チェコツーリングカー選手権で活動していたトマス・コストカが姉妹チームのフューチャーコムBRTに加入した。
クリスチャン・アルバースはDTMを離れ、ル・マン・シリーズへ転向した。DTM史上最も成功したドライバーであり、シリーズタイトルを4度獲得したベルント・シュナイダーは昨シーズンをもって現役生活から引退した。
2009年の開催スケジュールと勝者
バーレーングランプリと開催期日が重なるのを避けるため、ホッケンハイムリンクで伝統的に行われていた開幕戦は、当初の予定より3週遅れの5月17日に開催された。その結果、5月17日に行われる予定であったユーロスピードウェイ戦は5月31日に変更された。また、8月30日に行われる予定であったブランズ・ハッチ戦はベルギーグランプリのため9月6日へ移動となった。
フランスのディジョン・プレノワ・サーキットが初のDTMを10月11日に開催した。イタリアのムジェロ・サーキットはカレンダー落ちした。
レース結果とランキング
ドライバーズ・チャンピオンシップ
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色 |
結果
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金色 |
優勝
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銀色 |
2位
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銅色 |
3位
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緑 |
ポイント圏内完走
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青灰色 |
ポイント圏外完走
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周回数不足 (NC)
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紫 |
リタイヤ (Ret)
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赤 |
予選不通過 (DNQ)
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予備予選不通過 (DNPQ)
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黒 |
失格 (DSQ)
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白 |
スタートせず (DNS)
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エントリーせず (WD)
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レースキャンセル (C)
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空欄
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欠場
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出場停止処分 (EX)
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太字:ポールポジション
斜体:ファステストラップ
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チームズ・チャンピオンシップ
参照
外部リンク