4-HO-MET

4-HO-MET
	IUPAC名 3-{2-[Ethyl(methyl)amino]ethyl}-1H-indol-4-ol
	別称 4-hydroxy-N-methyl-N-ethyltryptamine; metocin; 3-{2-[ethyl(methyl)amino]ethyl}-1H-indol-4-ol
識別情報
CAS登録番号	77872-41-4
PubChem	21786582
ChemSpider	10513072
UNII	6RN01B78NY
	SMILES CCN(C)CCc2c[nH]c1cccc(O)c12;
	InChI InChI=1S/C13H18N2O/c1-3-15(2)8-7-10-9-14-11-5-4-6-12(16)13(10)11/h4-6,9,14,16H,3,7-8H2,1-2H3 Key: ORWQBKPSGDRPPA-UHFFFAOYSA-N ; InChI=1/C13H18N2O/c1-3-15(2)8-7-10-9-14-11-5-4-6-12(16)13(10)11/h4-6,9,14,16H,3,7-8H2,1-2H3 Key: ORWQBKPSGDRPPA-UHFFFAOYAM;
特性
化学式	C13H18N2O
モル質量	218.29 g mol−1
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

4-HO-MET、(4-ヒドロキシ-N-メチル-N-エチルトリプタミン、または metocin, methylcybin, Colour)とは、あまり知られていない幻覚剤である。シロシンの構造的また機能的アナログ（英語版）であり、同様にMETの4-ヒドロキシのアナログである。4-HO-METはアレクサンダー・シュルギンが合成した。彼の著書 TiHKALでは、その用量は10-20mgである^[1]。4-HO-METはシロシンの作用のように、色、音、形に歪みを生じさせる。4-HO-METの薬理学的特性、代謝、毒性についてのデータはほとんどない。死亡は報告されていないが、150mgまでの服用が報告されている^[2]。これは有効量よりも一桁多い^[3]

作用

使用レポートでは、シロシンに似ており、散瞳、目を閉じたとき・開けた時の視覚、多幸感、時間の歪み、思考過程の変化が挙げられている。通常の知覚に近いシロシビンのような波状のパターンが生じ、また急速に高い効果となる。効果は4から6時間ほど続く^[4]。

リクスダーゲンにより、2012年5月にスケジュールIに追加された^[5]。

4-HO-METは、トリプタミン・キャッチオール条項によりクラスA薬物である。