CH星[1](しーえいちせい、CH star[1][2]、CH型星[2])は、スペクトルに強いCHの吸収帯がある炭素星である。種族IIに属する恒星であり、金属量が少なく、中程度の年齢であり、古典的なC-N炭素星と比べると光度は小さい。多くのCH星は、連星であることが知られており、全てのCH星が連星だと考えるのが合理的である。バリウム星のように、現在は白色矮星になっている、以前の炭素星から質量転移が行われた結果が現在のCH星であると考えられている。
出典
- ^ a b 『天文学大事典』(初版第1版)地人書館、277頁。ISBN 978-4-8052-0787-1。
- ^ a b 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、170頁。ISBN 4-254-15017-2。
外部リンク
- David Darling. “CH star”. 2 January 2009閲覧。