FLIGHT OF DREAMS (フライト・オブ・ドリームズ)は、ボーイング787型旅客機 の展示を主体とした複合商業施設 である[ 1] [ 2] 。中部国際空港 に併設されている。
展示機
ボーイング787型機の部品のうち、35%は日本の三菱重工業 や川崎重工業 、SUBARU が製造しており、完成部品は中部国際空港 よりボーイング 747-400型機 を改造したボーイング・ドリームリフター (ボーイング 747-400LCF型機)でシアトル にあるボーイング・エバレット工場 まで空輸されている[ 3] 。
館内施設
FLIGHT PARK
ボーイング787 の初号機であるZA001(N787BA)が展示されている。この機体はボーイング・エバレット工場にて製造され、2009年12月15日に初飛行した。各種飛行試験を終えたのち、2015年7月7日にボーイング社から中部国際空港(株) に寄贈された。2017年12月には駐機場から展示施設内まで一般道路を横断して移動された[ 4] 。
2021年2月22日、FLIGHT PARKの有料営業が翌3月末をもって終了すると発表された。終了するコンテンツは、Fly With 787 Dreamliner、奏でる!紙ヒコーキ場、ボーイングファクトリー、お絵かきヒコーキ、エアラインスタジオ。787初号機のコックピット展示・シアトル航空博物館ワークショップ・フライトシミュレーターは存続する。同年12月23日に無料化の上で営業を再開、今後は気軽に楽しめる施設に生まれ変わる[ 5] 。
SEATTLE TERRACE
ボーイング社の工場があるシアトルをテーマにした商業施設である。シアトルに本社があるスターバックス 、en:Beecher's Handmade Cheese などの飲食店・小売店がある。
フードコート のうち、一部客席の頭上にZA001の右翼がかかる構造となっている。
Boeing Store
ボーイング・ストア (英語版 ) は、ボーイング社のオリジナル・グッズを販売する店舗である。日本初出店となった。
2023年10月31日をもって閉店予定[ 6] 。
跡地には2023年12月22日に航空グッズ専門店「LUXURY FLIGHT(ラグジュアリーフライト)」がオープン予定[ 7] 。
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク