同キャリアとしては初のAndroidに対応したスマートブック。約5.0インチのフルワイドVGA++サイズ(480×960ピクセル)のタッチパネル対応ディスプレイやQWERTYキーボード、トラックボールなどを搭載する。このほか、KDDIが勧めるアプリケーションをピックアップした「au one Market」や、日本のAndroid端末としては初の「セカイカメラ」、Android版EZナビウォーク「au one ナビウォーク」を利用することができる。また、音楽コンテンツ「LISMO!」のAndroid版やEZwebのEメールがアップデートにより利用可能になるなど、いわゆるガラパゴス携帯としての要素も備えている。これはISシリーズのコンセプトである「この国(日本)に住む、すべての人が楽しめるスマートフォンをつくろう」という理念からきている。なおデザインは深澤直人が手掛けている。
製品発表時にはすでにAndroid 2.1リリース後だったこともあり、発表会では「ハードウェアとしてはOSのバージョンアップに対応できるもので、バージョンアップについては検討していく」[29]といった説明をしたり、開発者の交流イベントでは「Froyo(Android 2.2)も載せていきたい」と回答する[30]など、積極的な姿勢を見せていた。しかし2010年11月16日、KDDI広報のTwitter公式アカウントが一般ユーザーの質問へリプライする形でAndroid OS 2.1へのメジャーアップデートを断念したことを表明[31][32]。発表の仕方が乱暴だとの非難も受け[33]、改めて11月18日にホームページにてお知らせを掲載した[34]。
^再生可能なオーディオファイルはLISMO Port 4.1以降でCDからリッピングした曲で、着うたや着うたフル、着うたフルプラスなどの既存のau携帯電話向けのオーディオファイルは非対応。転送はLISMO Port 4.1以降に更新する必要がある。MP3や、MP4などは他のAndroid対応プレイヤーアプリで対応できる場合がある。
^USB接続のMTPモードにすることによりWindows標準のWindows Media PlayerからWMAでの転送にも対応。ただしWMAはあらかじめインストールされているメディアプレイヤーかLISMO以外のプレイヤーアプリで対応。
^プリインストールアプリのDocuments To Goで対応。Word、Excelの編集・閲覧とPDF閲覧に対応。