アクセラレータは XML ベースの仕様で、Microsoft Open Specification Promise の元で仕様が公開されている。
ウェブ標準準拠
Internet Explorer 8 はウェブ標準に準拠するように開発された。Internet Explorer 8 の標準モードではウェブ標準に準拠するように、互換性モードでは Internet Explorer 7 以前の仕様に準拠するようになっている。
これはバージョン ベクターによって切り替えることができる、Quirks mode・IE7・IE8 とそれぞれの仕様に切り替えられる。
Internet Explorer 8 はウェブスタンダードプロジェクトが公開している Acid2 テストに合格した。
Internet Explorer 8 はいくつかのウェブ標準に対応・追加準拠した。例として以下のものが挙げられる。
アドレス バーでは Web アドレスのドメイン名が他の Web アドレス部分と区別して強調表示される「ドメイン ハイライト機能」が追加された。
ページのレンダリングや JavaScript においてパフォーマンス強化がされた。
ユーザーの Web サイトのアクセス情報を基に、ユーザーが興味を持つと思われる Web サイトを提案する「おすすめサイト」機能が実装された。
終焉
Windows XPが2014年4月に、Windows Server 2003も2015年7月にそれぞれサポート終了したことで、マイクロソフトは、Internet Explorerのサポートポリシーを変更することを発表。このため、Windows Vista以降のOSは、2016年1月12日をもって最新のInternet Explorerのバージョンのみをサポートする方針をとったが、この項目にInternet Explorer8は該当しないため、同日をもって完全にサポートが終了した[1]。