「MOON LIGHT BLUES」(ムーン・ライト・ブルース)は、チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)の楽曲。自身の10作目のシングルとして、ワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)から1984年2月22日に発売された。
背景
前作「華やかに傷ついて」からおよそ5か月ぶりに発売された作品。本作を発売してからすぐに1984年8月まで、全国コンサートツアー『21世紀への招待 パートⅡ』が開催された[2]:377-378。
音楽性・批評
本作から本格的に打ち込みを使用した作品であり、「MOON LIGHT BLUES」は飛鳥(現:ASKA)が初めてピアノで作曲を行なっている[1][2]:378。飛鳥は、「万里の河」でついたイメージを払拭することを試みたが、賛否両論となり、当時のレコード会社だったワーナー・パイオニアは「万里の河」のイメージの楽曲でないことを理由にプロモーションをしてくれなかったことを飛鳥が証言している[2]:378。
チャゲ(現:Chage)は、本作のジャケットに対して酷評している。さらに本作の2か月後にチャゲと石川優子で発売した「ふたりの愛ランド」のヒットをチャゲアスで活かせなかったことを後悔したという[2]:378。
収録曲
一覧
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「MOON LIGHT BLUES」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | |
2. | 「Darlin'」 | チャゲ | チャゲ | 平野孝幸 | |
合計時間: | |
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楽曲一覧
- MOON LIGHT BLUES
- 1989年8月25日に発売されたアルバム『PRIDE』では、原田真二のアレンジによるバージョンでセルフカバーしており、新たなメロディと詞が加えられている。
- Darlin'
- 女性を主人公にした曲。
- 発表当時からチャゲは女性ボーカルに歌って貰いたいと思っており、MULTI MAXを結成したときにデビューシングル「SOME DAY」のカップリング曲に収録して、淺井ひろみにメインボーカルを担当してもらっている[2]:378-379。
- LP盤には未収録であったが、アルバム『INSIDE』がキャニオン・レコードからCDが再発売される際にボーナス・トラックとして収録された。
収録アルバム
- 国内盤
- 海外盤
カバー
- MOON LIGHT BLUES
-
脚注
出典
- ^ a b c MOON LIGHT BLUES/CHAGE and ASKA 収録アルバム『VERY BEST ROLL OVER 20TH』 試聴・音楽ダウンロード mysound 2021年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e 別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA『大事なものは変わっていく』(2000年) 角川書店 p1-430
参考文献
外部リンク
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Chage - ASKA |
シングル |
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