W31は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭。アメリカ陸軍の各種ミサイルの弾頭として配備された。
1958年-1961年にかけて生産された。インプロージョン方式のブースト型核分裂兵器であり、核物質には高濃縮ウランを用い、トリチウムなども併用する事により核出力を増大させている。サイズは直径28-30インチ、長さ39インチ、重量900-945ポンド。mod 0 Y1からmod 3 Y3までのサブタイプがあり、核出力はサブタイプにより1、2、12、20、40ktである。信管には触発、空中爆発、時限が用意されている。
搭載兵器