WRESTLE KINGDOM 18は、2024年1月4日に東京ドームで行われた新日本プロレス主催のプロレス興行。または同興行を扱うPPVの名称。
2023年7月5日、後楽園ホールにて行われたNJPW STRONG「INDEPENDENCE DAY」にて開催が発表された[1][2]。
この年はチケット価格の大幅な改定が行われ、ロイヤルシート最前列では20万円となるなどの値上げが行われたが一般発売前に高額席であるロイヤルシートやバルコニーシートは8月末を待たずに完売した[3][4]。
11月6日、当初の想定より多くの試合を実施するとして第1試合の開始時間を30分繰り上げ、16時30分にすることを発表した[5]。
12月1日、GYROAXIAの新曲「Fighting Spirit」がWK18のテーマソングに決定した[6]。
なお、1月4日の昼にはTOKYO DOME CITY HALLにて兄弟会社でもあるスターダムの興行が行われ、前回のWKで行われたIWGP女子選手権試合はそちらで行われた[7]。
8月13日、内藤哲也がG1 CLIMAX 33を制し、WK18でのIWGP世界ヘビー級選手権試合に挑戦することが内定した。しかしながら、内藤はG1で敗れたジェフ・コブとの再戦を前に2021年まで行われていた権利証制度を勝手に復活させ[8]、9月24日の『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in KOBE』にて、正式にWK18でのIWGP挑戦権を賭してコブと対戦し、内藤が勝利[9]。WK18のメインイベントでのIWGP世界ヘビー挑戦が決定した。一方、10月9日に行われた『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』ではIWGP世界ヘビー級選手権が行われ、SANADAが4度目の防衛に成功したことで、WK18のメインイベントがSANADA対内藤に正式決定した[10]。
11月4日に行われた『カンタン酢 Presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023~』では、オカダ・カズチカに対しAEW所属のブライアン・ダニエルソンがVTRで挑戦を表明。オカダは受諾しドームでの対戦が決定した[11]。またSUPER Jr. TAG LEAGUE 2023決勝が行われ、TJP&フランシスコ・アキラ組「Catch 2/2」が優勝しIWGPジュニアタッグ王座の王座挑戦が決定[12]。さらにIWGPジュニアヘビー級王座の防衛に成功した高橋ヒロムが試合後、次期挑戦者にエル・デスペラードを指名した。デスペラードは、目の手術の経過次第だが挑戦すると表明した[13]。この日のメインイベントであるIWGP USヘビー級選手権試合で防衛したばかりのウィル・オスプレイとAEWのジョン・モクスリーがにらみ合っていた所、突如デビッド・フィンレーが急襲、急襲後にはUSベルトを破壊し王座挑戦をアピールした[14]。6日、オカダ対ダニエルソン戦、ジュニア選手権、ジュニアタッグ選手権及びオスプレイ、モクスリー、フィンレーの3wayマッチでの選手権が正式決定した[15][16]。
11月10日、アメリカにて行われた『Lonestar Shootout』にてNJPW WORLD認定TV王座保持者のザック・セイバーJr.が次期挑戦者に棚橋弘至を指名。ほか、NEVER無差別級王者の鷹木信悟に対して前王者のタマ・トンガが挑戦を表明した[17][18]。
12月10日、『WORLD TAG LEAGUE 2023』にてIWGPタッグ王座保持者の後藤洋央紀、YOSHI-HASHIのタッグ・毘沙門が優勝した。優勝決定戦の相手であり、STRONG無差別級タッグ王座保持者のヒクレオ、エル・ファンタズモ組を逆指名し二冠戦を要求した。
12月11日、記者会見にて上述の二冠戦が正式決定されるとともに[19]、菅林直樹会長よりIWGP USヘビー級王座に変わる王座として、IWGP GLOBALヘビー級王座が新設されることが発表された。それに伴いオスプレイ、モクスリー、フィンレーの3wayマッチは同王座の初代王者決定マッチへと変更された[20]。
12月24日、全対戦カードが決定しスペシャルマッチ2試合と第0試合が発表された[21]。
垂直落下式リバースタイガードライバー→ピンチェ・ロコ→片エビ固め
レインメーカー→体固め
デスティーノ→片エビ固め