アセチルピルビン酸ヒドロラーゼ(Acetylpyruvate hydrolase、EC 3.7.1.6)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- アセチルピルビン酸 + 水酢酸 + ピルビン酸
従って、この酵素の基質はアセチルピルビン酸と水の2つ、生成物は酢酸とピルビン酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素、特にケトンの炭素-炭素結合に作用する酵素である。系統名は、2,4-ジオキソペンタン酸 アセチルヒドロラーゼ(2,4-dioxopentanoate acetylhydrolase)である。
出典
- Davey JF, Ribbons DW (1975). “Metabolism of resorcinylic compounds by bacteria. Purification and properties of acetylpyruvate hydrolase from Pseudomonas putida 01”. J. Biol. Chem. 250 (10): 3826–30. PMID 236305.