ファン・サンタマリーア国際空港(スペイン語: Aeropuerto Internacional Juan Santamaría)は、コスタリカ共和国の首都のサンホセにある国際空港。なお、この空港の名前は国民戦争の際にウォーカー軍と戦い、戦死したコスタリカの国民的英雄フアン・サンタマリーアの名前から取られている。
概要
コスタリカの玄関
コスタリカ国内にある4つの国際空港の中で最も大きい。首都サン・ホセ中心部から18kmのアラフエラ県内にある。サンサ航空、アビアンカ・コスタリカのハブ空港であり、北米、中南米、ヨーロッパなど多方面の路線を有する。
1958年に開港し、1923年以来の旧サンホセ空港を置き換えた。年間約300万人の旅客利用があり、最近は新たに乗り入れを希望する航空会社が急激に増えている。この空港で着陸可能な機種はエアバスA300、A340とボーイング767、747およびコンコルドである。
主な航空会社
主な就航地
貨物
今後の乗り入れ予定
ブリティッシュ・エアウェイズが現在、ロンドン~コスタリカ間を、マイアミ又はヒューストン経由で直通便を再開する計画をしている。同じ英国の ファースト・チョイス航空 は、ロンドン~リベリア間、および他の都市との直通便乗り入れを計画している。その他ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト、ミュンヘンからの便や、アリタリア航空のローマやミラノからの便の乗り入れも計画されている。また、イベリア航空は現行のマドリッド~コスタリカ間週4便を、週7便に増便することを計画している。
事故
- 2022年4月7日10時25分頃(日本時間8日午前1時25分頃)、フアン・サンタマリーア国際空港発ラ・アウロラ国際空港行きD07216便(ボーイング757-200型機、機体番号:HP-2010DAE)が機材故障で引き返して当空港に緊急着陸した際、滑走路から逸脱し機体後部が真っ二つに割れた後停止した。乗員2名に怪我は出なかったが、この影響で当空港は約5時間に渡って一時閉鎖された[2][3]。
脚注
外部リンク
空港情報 (ICAO:MROC · IATA:SJO) |
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