フィジー・ウォリアーズ(Fiji Warriors)は、U23選手で編成されるフィジーのラグビーユニオンの第2代表チームであり、「フィジーA」とも呼ばれる[1]。ワールドラグビーパシフィックチャレンジで、サモアA、トンガA、U20選手中心で構成されるJAPAN XVと対戦する。
歴史
1955年、フィジー第2代表(A代表)のチームとなる「フィジーXVチーム」がサモア遠征を行い、3試合無敗の戦績を得た[2]。
2006年、フィジー・バーバリアンズがパシフィック・ラグビー・カップ(Pacific Rugby Cup、現・ワールドラグビーパシフィックチャレンジ)で準優勝[3]。2010年までは、U23限定チームではない。
2009年のパシフィック・ラグビー・カップ(現・ワールドラグビーパシフィックチャレンジ)で初優勝し[4]、以後2013年まで5連覇した[5][6][7][8]。2010年での同大会では、2つのフィジーA代表が活躍し「フィジー・ウォリアーズ」が優勝、「フィジー・バーバリアンズ」が準優勝となった[5]。
2011年から、パシフィック・ラグビー・カップが「パシフィックラグビーカップ・オ―ストラリアシリーズ(Pacific Rugby Cup Australian series)」となり、「U23選手によるA代表(第2代表)」のチームが競う大会へ刷新された[9][10]。これにより、2011年以降のフィジー・ウォリアーズは、U23によるA代表(第2代表)となる。
2012年のアイルランド遠征において、アイルランド・ウルフハウンドに0対53で敗れ、チーム史上最悪の敗北を喫した[11]。
2015年の南米遠征で、ウルグアイ代表、アルゼンチンXV(アルヘンティーナXV)と対戦し、3試合を全勝した[12][13]。
2016年から2019年まで、ワールドラグビーパシフィックチャレンジで4連覇[14][15][16][17]。2023年にも優勝し[18]、大会最多優勝記録(10回)を持つ。
脚注
関連項目
外部リンク