『プラトニック・セックス』は、飯島愛による自伝、およびそれを原作とした同名のテレビドラマ、映画。
概要
- 2000年10月に小学館から出版。ミリオンセラーを達成し話題となる。累計部数は170万部にも及んだ。
- 飯島愛の壮絶な過去を綴ったノンフィクション自伝。
- ゴーストライターによる執筆であることが週刊誌等で暴露されたが、本人があっけらかんとして事実を認めたため、さほど問題にはならなかった。また同著の場合、「飯島の体験」をライターが再構成したものであり、それがクレジット表記されていないだけである(印税の大半は所属事務所に入っている)。
- 飯島の処女作と謳われたが、実際にはそれ以前にもエッセイ本を出版しているので、正確には2冊目のエッセイである。
- タイトルは所属事務所ワタナベエンターテインメントの渡辺ミキ代表が名づけたもので、飯島本人は当初タイトルの意味すら知らなかった。
- ドラマ化と映画化され、ドラマは原作に近く親子や家族をテーマに描き、映画は恋愛を中心に原作とは違う展開を見せた[1]。海外でも大ヒットとなった。
- AV男優の加藤鷹は2003年2月号『噂の真相』におけるインタビューで飯島を「嘘ばかり書いた本(プラトニック・セックス)を出して自分を育ててくれたAV界を足蹴りにしたような女は俺は嫌いだ」と痛烈に非難している(後に両者は和解している)。
出版の経緯
過去をネタに脅迫を受け金銭の支払いまでしていた飯島は、所属事務所をワタナベエンターテインメントへ移籍するにあたり当時副社長であった渡辺ミキに相談したところ、公表すれば脅迫されなくなると説得されたことによる[2]。
テレビドラマ
プラトニック・セックス -娘の叫び!親の涙… そして親子の闘いが始まる- |
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ジャンル |
テレビドラマ |
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原作 |
飯島愛『プラトニック・セックス』 |
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脚本 |
龍居由佳里 |
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製作 |
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制作 |
フジテレビ |
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放送 |
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放送国・地域 | 日本 |
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第1部:17歳の青春編 |
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プロデューサー | 東海林秀文 永山耕三 瀧山麻土香 |
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放送期間 | 2001年9月24日 |
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放送時間 | 21:00 - 22:54 |
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回数 | 1 |
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第2部:20歳の純愛編 |
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プロデューサー | 東海林秀文 永山耕三 瀧山麻土香 |
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放送期間 | 2001年9月28日 |
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放送時間 | 21:00 - 22:54 |
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回数 | 1 |
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『プラトニック・セックス -娘の叫び! 親の涙…そして親子の闘いが始まる-』
2001年9月24日・9月28日21:00 - 22:54にフジテレビ系列で放送。
- 第1部: 17歳の青春編「家族崩壊から愛を取り戻すまで涙の7年間壮絶記録」 視聴率22.5%
- 第2部: 20歳の純愛編「AV・中絶・裏切り…愛を求め続けた家族の再生記録」 視聴率18.7%
あらすじ
キャスト
スタッフ
備考
ニューヨークでのシーンがあるが、放映2週間前に同時多発テロで崩壊してしまったワールドトレードセンターが映っている。
関連商品
- プラトニック・セックス 前編 VHS(2002年3月15日)
- プラトニック・セックス 後編 VHS(2002年3月15日)
- プラトニック・セックス DVD(2002年4月24日)
映画
2001年10月20日に全国東宝洋画系より公開。R-15。
あらすじ
キャスト
スタッフ
備考
挿入歌として起用されているNOT AT ALLの「From Silence」は、CHAGE and ASKAが2001年に発表した「C-46」のインストゥルメンタルバージョンである。CHAGE and ASKAの名前を一切出していない。12月にはアルバム『NOT AT ALL』を発表し、タイトル曲である「not at all」も収録されている。
加賀美早紀演じる主人公のあおいと2万円で援助交際をしたサラリーマン役の男は、まだ無名の頃のカンニング・竹山隆範。エンディングロールにも竹山の名前が載っている。
脚注
外部リンク