ワールドラグビーU20トロフィー(World Rugby U20 Trophy)とは、ワールドラグビーが主催するラグビーユニオン20歳以下の世界選手権の下部大会である。上部大会は「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ(World Rugby U20 Championship)」。
概要
1部大会が「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」(12か国)[1]、2部大会を「ワールドラグビーU20トロフィー」(8か国)[2]という。
ワールドラグビーU20トロフィーは、4か国ずつ2組に分かれて総当りで1次リーグを行い、同順位同士で決勝から7位決定戦までを競い最終順位まで決定する方式を取っている。
「トロフィー」の優勝国は、ワールドラグビーU20チャンピオンシップへ昇格する[3]。それと同時に「チャンピオンシップ」の最下位国が「トロフィー」へと降格する[4]。
沿革
U19世界選手権、U21世界選手権として開かれていたジュニア世代(ユース)の大会[5]が、2008年から「U20」に一本化された[6]。
2008年・2009年のチャンピオンシップは16か国[6][7]。2014年までの大会名は、「IRB U20チャンピオンシップ / IRBジュニアワールドラグビーチャンピオンシップ」「IRB U20トロフィー / IRBジュニアワールドラグビートロフィー」[8][9]。
2014年11月にIRBがワールドラグビーへ名称変更[10]したことにより、2015年から現在の大会名となった。
トーナメント結果
決勝戦・3位決定戦
チーム記録
上位入賞回数
チーム
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優勝
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準優勝
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3位
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4位
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日本
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3 (2014, 2017, 2019)
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3 (2010, 2011, 2012)
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—
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1 (2013)
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サモア
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2 (2011, 2016)
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1 (2018)
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—
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1 (2023)
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イタリア
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2 (2010, 2013)
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—
|
—
|
—
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ウルグアイ
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1 (2008)
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1 (2023)
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2 (2015, 2017)
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3 (2011, 2014, 2019)
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アメリカ合衆国
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1 (2012)
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1 (2009)
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1 (2014)
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—
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ジョージア
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1 (2015)
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—
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2 (2008, 2011)
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1 (2012)
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スペイン
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1 (2023)
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1 (2016)
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—
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—
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フィジー
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1 (2018)
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—
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1 (2016)
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—
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ルーマニア
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1 (2009)
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—
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—
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2 (2008, 2010)
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ポルトガル
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—
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2 (2017, 2019)
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1 (2018)
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—
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カナダ
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—
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2 (2013, 2015)
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—
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—
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トンガ
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—
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1 (2014)
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2 (2012, 2019)
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1 (2016)
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チリ
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—
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1 (2008)
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2 (2009, 2013)
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—
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ロシア
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—
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—
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1 (2010)
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—
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スコットランド
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—
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—
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1 (2023)
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—
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ナミビア
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—
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—
|
—
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3 (2016, 2017, 2018)
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ケニア
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—
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—
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—
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1 (2009)
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全順位記録
- 凡例
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク