ハイクオリティオーディオ「ハイグレードサウンドシステム」や「三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)」を新たにメーカーオプションとして設定。「ハイグレードサウンドシステム」は音にこだわる人向けに、6ポジションの8スピーカーシステム、6chパワーアンプによる360W大出力化、DSP(Digital Signal Processor)による音質チューニングによりグレードアップさせる。これは「アウトランダー」での高音質化のノウハウを活かして、ドア内部の開放穴を遮音材や制振材でふさいでドア自体をスピーカーボックス構造とする「デッドニング」も行い、軽乗用車としてはこれまでにないハイクオリティなサウンドを実現。「三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)」は大容量30GBのHDDを搭載し、わかりやすいナビゲーション機能と約4,000曲を録音可能なミュージックキャッチャーなど充実したオーディオ機能を一体化したものとなっている(クラリオン製「C11」)。
特別仕様車はベース車の改良を受けて継続販売される。カスタム「ACTIVE GEAR」はボディカラーに「ブラックマイカ」が追加、ホイールセンターキャップのスリーダイヤをブラックからメッキ調に変更、センターパネルに「ACTIVE GEAR」専用デカールが追加する改良も行われた。「PLUS Edition」はラインナップが拡大され、新たにワゴン「G Safety PLUS Edition」とカスタム「T Safety PLUS Edition」が追加された。
ボディカラーは銀系の「クールシルバーメタリック」を「スターリングシルバーメタリック」に入れ替えるとともに、eKワゴン専用色は「ポピーレッドメタリック」に替わり、新色の「オークブラウンメタリック(オプションカラー)」が追加された。なお、グレード体系が一部変更となり、ワゴン「M」・「G」、カスタム「G」、ワゴン特別仕様車「M PLUS Edition」がワゴン「M e-Assist」・「G Safety Package」、カスタム「G Safety Package」、ワゴン特別仕様車「M e-Assist PLUS Edition」にそれぞれ統合する形で廃止、ワゴン「E」は「E e-Assist」に改名され、ワゴン「E e-Assist」・「M e-Assist」・「M e-Assist PLUS Edition」にはFCMと「踏み間違い衝突防止アシスト」のレスオプションが設定された。