勾当台通(こうとうだいどおり)は、宮城県仙台市青葉区の勾当台公園前から通町2丁目交差点までを南北に走る道路の通称である。旧国道4号。路線の名称は仙台市の歴史的町名等活用推進事業により制定された。江戸時代に狂歌師の花村勾当が住む高台が勾当台と呼ばれ、その西側にある南北道路が勾当台通と称されたことが路線名の由緒である[1]。
江戸時代には「こどのでえどうり」[2]、戦前には「こうとうのだいとうり」[3]と呼ばれていた[4]。
概要
定禅寺通を南端とし、北四番丁通りを北端とする短い道であったが、仙台市電・北仙台線の設置までに北側が北十番丁にまで新規延長された。
2016年3月までは、北四番丁を境に南は国道48号(片側3車線)、北は宮城県道22号仙台泉線(片側2車線)であった。
南端の定禅寺通との交差点は以前は丁字路であり、東二番丁通とはクランクとなっていたが、仙台市地下鉄南北線の新設に合わせ、1986年に勾当台公園を貫く経路に付け替えが行われ、東二番丁通と1本の道で繋がった。このため、仙台市役所付近でゆるやかにカーブして東二番丁通に接続している。
定禅寺通との交点(勾当台公園前)に勾当台通の南端を示す案内標識が掲示されているが、2018年現在、勾当台通の区間であるにもかかわらず「東二番丁通」と誤記される例がしばし見受けられる。
交差する道路
脚注
関連項目
外部リンク