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ラグビー選手の「村田賢史」とは別人です。 |
村田 健司(むらた けんじ、1946年7月8日[1] - )は、日本のバリトン歌手、翻訳家。
人物
1966年、東京都立駒場高等学校音楽科を卒業[2]。1969年、東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業[2]。声楽を中山悌一、古沢淑子、疋田生次郎、ジャック・ジャンセン、カミーユ・モラーヌに師事。1972年、二期会研究生修了[2]。同年、フランス政府給費留学生としてパリ音楽院へ入学、1975年に帰国する[2]。
1984年、「プーランクの歌曲」に対し文化庁芸術祭優秀賞を受賞[2]。
オペラは1974年にフランス・リヨン・オペラ座のアペルギス「運命論者ジャック」でデビュー。
帰国後は西武劇場、三谷礼二プロデュースのモーツァルト「フィガロの結婚」の伯爵、日本オペラ協会、池辺晋一郎「死神」の早川、東京オペラプロデュース、ミヨー「オルフェの不幸」のオルフェ、藤原歌劇団、ヴァイル「マハゴニー」のビル、東京室内歌劇団、プーランク「ティレジアスの乳房」の亭主、青島広志「火の鳥」のヤマト・タケル等に出演。
受賞歴
ディスコグラフィ
著書
- ドレミ楽譜出版社
- 「フランス・オペラ アリア名曲集 ソプラノ 村田健司編」(1999年6月28日)
- 「フランス歌曲集 村田健司編」(2001年1月10日)
- 「ヴォーカル・スコア 「カルメン」村田健司編」(2002年11月13日)
- 「フランス・オペラ アリア名曲集 メゾ・ソプラノ、アルト 村田健司編」(2006年1月25日)
- 「シャンソン・フランセーズ フランス愛唱歌曲選 村田健司編」(2007年4月18日)
- 「フランス オペラ ハイライトシリーズ(1)」(2008年4月16日)
監修
- ドレミ楽譜出版社
- 「エリックサティ ピアノコレクション」(2000年1月15日、編集:井戸川忠臣)
- 「バイエルからツェルニー30番程度 気軽にエリックサティ/ピアノセレクション」(2007年10月20日、編集:井戸川忠臣)
訳書
- アンリ・エル「フランシス・プーランク生誕百年 決定版評伝」(春秋社、1999年2月)
参考文献
- 村田健司「フランス歌曲集 村田健司編」(ドレミ楽譜出版社)
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.525
- ^ a b c d e “プロフィール”. 村田健司公式サイト. 2014年6月10日閲覧。
外部リンク