瀬戸大橋記念公園(せとおおはしきねんこうえん)は、香川県坂出市にある香川県営の都市公園(総合公園)である[2]。公園内には道の駅(香川県初の道の駅)が併設されている。入園料は無料。
概要
瀬戸大橋の完成を記念して香川県側の大橋の袂で1988年(昭和63年)に開催された瀬戸大橋架橋記念博覧会(瀬戸大橋博'88/四国)の会場跡地を整備した面積10.2haの海浜公園で、同年にオープンした。園内には、水の回廊や芝部広場、浜栗林などの憩いのスペース、瀬戸内海と瀬戸大橋を一望できる瀬戸大橋タワー、瀬戸大橋記念館、展示広場など瀬戸大橋を紹介する施設がある。また瀬戸内海を跨ぐ瀬戸大橋を眼前に一望できるビューポイントである。
施設
- 駐車場
- 普通車:437台
- 大型車:22台
- 身障者用:13台
- トイレ(いずれも24時間利用可能)
- 男:大 3器、小 12器
- 女:12器
- 身障者用:3器
- 公衆電話
- 水の回廊 - 公園入口と瀬戸大橋記念館を結ぶプロムナードで、瀬戸大橋の吊り橋や斜張橋を象った噴水や、滝などが設けられている。
- くぐり滝 - 幅50m、落差3m、滝にトンネルあり、裏側に抜けることができる。
- 浜栗林 - 国の特別名勝である栗林公園をイメージして築造された庭園
- 遍路ギャラリー
- 瀬戸大橋タワー - 1988年3月20日に瀬戸大橋博覧会のアミューズメント施設として建設された全高132mの展望タワー[3]。100人乗りで所要時間は10分間(有料)。地上108m[3]までゆるやかに回転しながら上昇し、視界360度のパノラマが楽しめる。
- 瀬戸大橋記念館 - 瀬戸大橋を全天周映像館のブリッジシアターや模型で紹介する施設。屋上展望台からは瀬戸大橋や公園を一望できる。
- 展示広場 - 瀬戸大橋のメインケーブルやアンカーボルトの実物ほか、工事で使用された工作機械を展示する広場
- こども広場
- マリンドーム - 国内最大級の木製ドーム(高さ15m、直径約50m)。ステージ後方のドーム北側部分は大きく開いており、瀬戸大橋を一望する構造。コンサートなどが開催される。1231席。
休館日
アクセス
- 自動車
- バス
- JR坂出駅から坂出市営バス 瀬居島竹浦行きに乗車して約20分。瀬戸大橋記念公園または美術館前の各停留所で下車、徒歩すぐ。
- 乗合タクシー
- JR坂出駅から東山魁夷せとうち美術館行き(直行)に乗車して約20分。東山魁夷せとうち美術館前下車、徒歩すぐ。
当園が登場する作品
周辺情報
脚注
- ^ 香川県 指定管理者制度
- ^ 香川県 都市公園
- ^ a b 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)113頁。
関連項目
外部リンク