米国銃所有者協会(べいこくじゅうしょゆうしゃきょうかい、英:Gun Owners of America、略称:GOA)は、アメリカ合衆国の市民団体・圧力団体である。現在、会員数は約200万人以上[1]。会長は元バージニア州下院議員のラリー・プラット。
スローガンは「銃規制が人を殺すのだ。銃は人を救います。」というものである。
概要
1975年にカリフォルニア州上院議員のH.L. “ビル” リチャードソンにより設立される。アメリカ合衆国憲法修正第2条に定められた「銃を所持する権利」は神が与えたもうた絶対的なものであるとし、全ての銃器弾薬規制に反対し、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局の廃止をも主張している。
政治家の会員は多くないが、間接的な政治的発言力はある。また、GOAは全米ライフル協会(NRA)に次いでアメリカで2番目に大きなガンロビー団体でもある。GOAは銃規制に対して時折妥協的な姿勢をとるNRAを「全米最強の銃規制団体」と批判している。
関連項目
外部リンク
- ^ “About GOA | GOA” (英語). 2021年6月5日閲覧。