ティラナ国際空港(ティラナこくさいくうこう、IATA: TIA, ICAO: LATI)は、アルバニアの首都ティラナ中心部から北方25キロにある空港。アルバニア人のマザー・テレサにちなみマザー・テレサ空港とも、ティラナ・リナ空港とも呼ばれている。
歴史
初期の開発
空港は1955年から1957年にかけて建設された。それ以前からも民間航空会社が就航しており、1926年にドイツの航空会社アドリア・エアロ・ロイドが就航したのが始まりである。
第二次世界大戦後、アルバニアに孤立主義的な共産主義政権が樹立されると、航空輸送は殆ど行われなくなった。
1991年にアルバニアの共産主義が崩壊し、その後アルバニア人の海外渡航制限が自由化されると、空港に就航する航空会社の数は急速に増加した。
現在
ホッホティーフ・エアポートが率いるコンソーシアム、ティラナ国際空港SHPKの投資により、空港の航空交通設備と施設が大きく近代化された。2005年4月23日、ホッホティエフ・エアポートは20年間の事業期間で空港の管理を引き受けた。[1]
この事業では新しい旅客ターミナルの建設と様々なインフラ整備が行われた。この拡張により利用者数が増加し、2005年には78万人程度だったが、2019年には333万人以上に増加している。[2]
定期路線一覧
定期便就航会社
※括弧内の数字は定期便に占める割合。
ティラナ中心部とのアクセス
毎時(1:00~24:00)丁度にリナスエクスプレス社のマイクロバスが中心部のオペラ座裏にあるバス乗り場との間を結んでいる。2024年6月時点で片道400アルバニア・レク(4ユーロでも可)。所要時間約30分。
脚注
外部リンク
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