世界観光ランキング(せかいかんこうランキング)は、国際連合の専門機関である世界観光機関により、年間を通じて3回発表されるWorld Tourism Barometerの一部として報告される統計であり、世界の各国(地域)民による海外旅行(国際旅行・外国旅行)を対象としている[注釈 1]。前年の統計が、毎年6 - 8月前後に公表されている。
報告内において、国際観光客到着数、国際観光収入(インバウンド旅行に伴う収益)、国際観光支出(アウトバウンド客による消費額)により、各国(地域)がランクされている。
世界観光機関は、国際観光客到着数(海外旅行者受入数[注釈 2])の国別順位として、以下の国(地域)をあげている。
日本政府は、2030年までに日本の国際観光客到着数(訪日外客数)を6000万人とする目標を発表している[1]。
世界観光機関は、国際観光収入(英: international tourism receipts、旅行先の国(地域)が海外旅行客から得る収益)の国別順位として、以下の国(地域)をあげている。日本は2017年に初めてトップ10に入った。
世界観光機関は、国際観光支出(英: international tourism expenditure、海外旅行者が旅行先の国(地域)へ支払う消費額)の国別トップ10として、以下の国をあげている。日本はかつてトップ10の常連であったが、2012年(8位)を最後にトップ10から姿を消している。