元仁()は、日本の元号の一つ。貞応の後、嘉禄の前。1224年から1225年までの期間を指す。この時代の天皇は後堀河天皇。鎌倉幕府将軍は空位、執権は北条泰時。
改元
出典
「周易」の「元亨利貞、正義曰、元仁也」より。
『吾妻鏡』貞応3年12月4日条(鎌倉幕府にはこの日に京都から改元の詔書が到着した)には、撰進者は菅原為長とされる[1]。
元仁期におきた出来事
- 元年
西暦との対照表
※は小の月を示す。
元仁元年(甲申) |
一月 |
二月 |
三月※ |
四月 |
五月 |
六月※ |
七月 |
閏七月※ |
八月※ |
九月 |
十月※ |
十一月 |
十二月※
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ユリウス暦 |
1224/1/22 |
2/21 |
3/22 |
4/20 |
5/20 |
6/19 |
7/18 |
8/17 |
9/15 |
10/14 |
11/13 |
12/12 |
1225/1/11
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元仁二年(乙酉) |
一月 |
二月 |
三月※ |
四月 |
五月※ |
六月 |
七月※ |
八月 |
九月※ |
十月 |
十一月※ |
十二月 |
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ユリウス暦 |
1225/2/9 |
3/11 |
4/10 |
5/9 |
6/8 |
7/7 |
8/6 |
9/4 |
10/4 |
11/2 |
12/2 |
12/31 |
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脚注
- ^ 北爪真佐夫「元号と武家」『札幌学院大学人文学会紀要』第68巻、札幌学院大学人文学会、2000年9月、1-32頁、CRID 1050859370519001728、hdl:10742/00003574、ISSN 0916-3166。
《所収》北爪真佐夫『文士と御家人 : 中世国家と幕府の吏僚』青史出版、2002年。ISBN 978-4-921145-13-2。国立国会図書館書誌ID:000003067831。 なお、同論文によれば京都で改元の詔書が発せられ、そのことを伝える使者が鎌倉に到着するまでに10日前後かかり、これを受けて幕府でも改元遵行の命令が出されたと言う。
関連項目