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南アフリカ大学

南アフリカ大学
University of South Africa
旧称 喜望峰大学
モットー Pro Gentibus Sapientia (ラテン語)
モットー (英語) In the service of humanity
種別 公立
設立年 1873年 [1]
総長 タボ・ムベキ
副学長 Puleng LenkaBula
職員数
6,218 (2015)
学生総数 420 000 (2019)[2]
所在地 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
ハウテン州プレトリア
南緯25度46分02秒 東経28度11分58秒 / 南緯25.76722度 東経28.19944度 / -25.76722; 28.19944座標: 南緯25度46分02秒 東経28度11分58秒 / 南緯25.76722度 東経28.19944度 / -25.76722; 28.19944
スクールカラー マルーンネイビー
     
ニックネーム UNISA
AAU
ACU
HESA
公式サイト unisa.ac.za
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南アフリカ大学(みなみアフリカだいがく、英語: University of South Africa略称:UNISA)は、南アフリカ共和国最大の大学システム。数多くのカレッジや施設を有し、130カ国から訪れた合計40万人以上の学生が学んでいる。世界有数かつアフリカ唯一の大規模大学(メガ・ユニバーシティ)である。

職業教育と学術教育の両方を担当し、数多くの学生を社会に輩出してきた。第8代大統領のネルソン・マンデラ聖公会司祭のデズモンド・ツツも同大学の課程を履修していた。

歴史

1873年喜望峰大学(University of the Cape of Good Hope)として設立された当初はオックスフォードケンブリッジ両大学の試験機関として機能していた。その後1916年に現名称の南アフリカ大学に改名し、1つの大学として独立した。なお、同じ法律によってステレンボッシュ大学ケープタウン大学も設立されている。南アフリカ大学はプレトリアに拠点を置き、国内各地にカレッジを設置する大学システムとして運営され、後に複数のカレッジが独立を果たしている[3]。かつてUNISAの傘下にあったユニバーシティ・カレッジには、グレイ・ユニバーシティ・カレッジ(ブルームフォンテーン)、ユグノー・ユニバーシティ・カレッジ(ウェリントン)、ナタル・ユニバーシティ・カレッジ(ピーターマリッツバーグ)、ローズ・ユニバーシティ・カレッジ(グラハムズタウン)、トランスヴァール・ユニバーシティ・カレッジ(プレトリア)、サウス・アフリカン・スクール・オブ・マインズ・アンド・テクノロジー(ヨハネスブルグ)などがある[4]1946年からは遠隔教育を提供するようになり、現在では博士課程までの学位課程を提供している[5]1959年の法改正により、ズールーランド大学英語版西ケープ大学ノース大学英語版ダーバン=ウェストヴィル大学英語版フォートヘア大学の「黒人大学」5校がUNISAの傘下に入った[6]

2004年に南アフリカ・テクニコン、ヴィスタ大学英語版の遠隔教育部門が統合された。

キャンパス

プレトリアにあるマックレヌーク・キャンパスは、街の主要なランドマークの1つとして認識されている。大学が現在地に移転したのは1972年で、それ以前はプレトリア中心部にキャンパスがあった。キャンパス内の建物は建築家のブライアン・サンドロックが設計し、1960年代の国際的な設計スタイルが反映されている。

プレトリアにはもう1つサニーサイド・キャンパスがあり、こちらは課外活動などの拠点として利用されている。ヨハネスブルグにあるフロリダ・キャンパスは農業・環境科学カレッジ全体と理学・工学・技術カレッジの一部が利用しており、建物12棟に図書館、講堂が2つ設置されている。さらには園芸センターと多目的研究・訓練施設が設置され、学際研究などに利用されている[7]

南アフリカ全土に合計7つの地区センターが設置され、学生を受け入れている。

学生・職員

2013年に登録されていた学生数は留学生を含め355,240人。そのうち324,607人(91.4%)が国内生である。カレッジの中で最も多く学生を抱えているのは経済・経営学カレッジ(CEMS)で、全体の26.7%を占める94,572人が所属している[8]

2013年時点での教職員数は5,575人。女性3,261人(55.7%)に対して男性2,593人(44.3%)となっている。

組織

  • 会計学カレッジ
  • 農学・環境科学カレッジ
  • 教育学カレッジ
  • 経済・経営科学カレッジ
  • 大学院
  • 人間科学カレッジ
  • 法学カレッジ
  • 理学・工学・技術カレッジ
  • ビジネススクール

主な卒業生

脚注

  1. ^ Archived copy”. 23 June 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。28 June 2019閲覧。
  2. ^ Institutional Information and Analysis Portal”. 16 January 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。15 January 2018閲覧。
  3. ^ Welsh, David (1975). “Universities and Society in South Africa: An Historical Perspective (The Van Wyk de Vries Commission on Universities: Critical Comments)”. Philosophical Papers 4 (1): 22. doi:10.1080/05568647509506448. 
  4. ^ Welsh, David (1975). “Universities and Society in South Africa: An Historical Perspective”. Philosophical Papers 4 (1): 22. doi:10.1080/05568647509506448. 
  5. ^ Unisa Short Courses”. Mansa Digital (17 November 2019). 17 November 2019時点のオリジナルよりアーカイブ17 November 2019閲覧。
  6. ^ Moulder, James (1975). “Academic Freedom and the Extension of University Education Act”. Philosophical Papers 4 (1): 65. doi:10.1080/05568647509506451. 
  7. ^ Unisa opens r1bn science campus”. www.techcentral.co.za. 26 January 2016時点のオリジナルよりアーカイブ10 July 2016閲覧。
  8. ^ Facts & figures – Student enrolments”. Unisa. 20 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ11 December 2016閲覧。

外部リンク

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