| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "大仏" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年12月) |
エンゲルベルト・ケンペルによる方広寺大仏(京の大仏)のスケッチ[1]。豊臣秀吉が方広寺大仏を発願し、その後相次ぐ天災のため損壊と再建が繰り返されたが、それらの大仏は文献記録によれば、6丈3尺(約19m)とされ、東大寺大仏の高さ(14.7m)を上回り、大仏としては日本一の高さを誇っていた。
大仏()は、大きな仏像を指す通称。中国などアジアの仏教圏では、天然の岩壁を彫刻した磨崖仏などが古くから造られてきた。日本においては、奈良時代に聖武天皇が、国家の安寧と民の幸福を祈願して東大寺に奈良の大仏(東大寺大仏)を造立したのを嚆矢とする。以降、現代に至るまで、大きな功徳を求めた願主によって各地に大きな仏像が造られてきた。
釈迦の背丈が1丈6尺[2]あったという伝説から、その高さで造られた仏像を丈六仏()という[3]。背丈を基準としているため坐像の場合は、約半分の大きさになる。一般的には「丈六仏」より大きい仏像を「大仏」というが、その定義より小さくても「大仏」と称するものもある。
また、大仏を安置する仏堂を大仏殿()と呼ぶことがあり、東大寺の大仏殿(金堂)が有名である。
主な大仏
日本
日本三大仏
日本三大仏は、日本にある大仏の中から代表的な3尊を選んだものである。うち2尊は、上記のうち奈良の大仏と鎌倉大仏が挙げられる。残る1尊は時代とともに変遷しており、第二次世界大戦後以降は富山県高岡市の大佛寺にある高岡大仏[5][6]や岐阜県岐阜市の正法寺にある岐阜大仏[7][8]、兵庫県神戸市の能福寺にある再建された2代目の兵庫大仏など諸説ある[9][10]。
中国
韓国
アフガニスタン
タイ
台湾
スリランカ
ミャンマー
ブラジル
脚注
- ^ ベアトリス・M・ボダルト=ベイリー『ケンペルと徳川綱吉 ドイツ人医師と将軍との交流』中央公論社 1994年 p.95
- ^ 「1丈6尺=約4.85メートル」とされるが、時代によって異なる。
- ^ やさしい仏教入門 大仏・丈六仏 飛不動尊 龍光山正宝院
- ^ 台座等は含まない。涅槃像は全長とする。
- ^ 観光スポット 高岡大仏 とやま観光ナビ
- ^ 高岡大仏 高岡市 2013年3月21日
- ^ ぎふ大仏フェスティバル実行委員会 岐阜市公式ホームページ 2012年11月14日
- ^ 岐阜大仏(正法寺)岐阜観光コンベンション協会
- ^ 「国宝の大仏殿に安置される奈良大仏と500年以上も風雨にさらされてきた鎌倉大仏」nippon.com(2018年12月11日)
- ^ 「日本三大仏」常識ではない?北日本新聞ウェブ(2017年12月13日)
- ^ 「ブラジルに35メートルの大仏 リオのキリスト像を上回る」『毎日新聞』朝刊2021年9月24日(国際面)2021年9月27日閲覧
関連項目
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