安部駅(あべえき)は、鳥取県八頭郡八頭町日下部字徳尾にある、若桜鉄道若桜線の駅。
歴史
若桜線の開業は1930年(昭和5年)12月1日であるが、ホームの位置を線路の東側・西側のどちらに設置するかという問題が政治的対立にまで発展した影響により、若桜線の隼駅 - 若桜駅の開業から1年2ヶ月後の開業となった。
因果関係は不明だが、安倍駅の駅舎は構造がやや変わっており「玄関が線路と並行に向いていて、ホームのすぐそばで線路を横切る道路に面している。」という構造になっている[2] 。
年表
駅名の由来
- 駅舎のある日下部地区と、八東川の対岸にある安井宿地区とで駅名の争奪戦が起きた結果、双方から1字ずつ取ったことによる。周辺に「安部」という地名はない(駅開業以降に発足した団体等の名称に使用されていることはある)。
駅構造
若桜方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。便所は改札外に男女共用の水洗式便所がある。
駅本屋は理髪店と一体化しており、出札業務が同店に簡易委託され、理髪店のオーナーが駅長を兼務している。なお、理髪店の休業日は無人駅となる。
利用状況
1日の平均乗降人員は以下の通りである[7]。
乗降人員推移
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年度
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1日平均人数
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2011年
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52
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2012年
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33
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2013年
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33
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2014年
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31
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2015年
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29
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2016年
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40
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2017年
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48
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2018年
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54
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駅周辺
その他
- 映画「男はつらいよ 寅次郎の告白」のロケ地となったことがあり、ホーム脇に記念植樹されている。また、駅舎には同映画に因んだぬいぐるみが置かれている。
隣の駅
- 若桜鉄道
- ■若桜線
- 隼駅 - 安部駅 - 八東駅
脚注
関連項目
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安部駅に関連するカテゴリがあります。