![曖昧さ回避](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5f/Disambig_gray.svg/25px-Disambig_gray.svg.png) |
この項目では、柔道家について記述しています。作家の同名の人物については「山口香 (作家)」をご覧ください。 |
山口 香(やまぐち かおり、1964年12月28日 - )は、日本の柔道家、体育学者。学位は体育学修士(筑波大学大学院・1989年)。筑波大学人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 スポーツウエルネス学・教授[1]。
1988年ソウルオリンピックで銅メダルを獲得した。
全日本柔道連盟女子強化委員、日本オリンピック委員会理事、コナミ取締役、日本学術会議会員、筑波大学柔道部女子監督を歴任。得意技は小内刈。段位は六段。
人物
東京都豊島区で出生し、欧州と米国が強く日本人の勝利が少なかった時期に第3回世界選手権で日本人女性柔道家として史上初の金メダルを獲得している。
現役時代は「女三四郎」と称賛された[2]。
鎌の如く直角に曲がるほどに足首が柔軟で指を丸めることができる。得意技の小内刈を仕掛ける際、まるで相手の足首の裏へ熱した鉛が入り込むが如く足を刈りしっかりと足が掛かり確実性が高い。越野忠則はこの強靭な足首を参考に技を習熟している。[要出典]
2011年にJOC理事に選出[3]される。
女子柔道強化選手への暴力問題で告発した選手を援助して2013年3月20日付けで全柔連強化委員[4]に任命される。
2013年4月1日に瀬古利彦の後任として東京都教育委員会教育委員[5]、6月21日に日本バレーボール協会理事[6]、8月21日に全日本柔道連盟監事[7]、にそれぞれ任命される。
漫画『YAWARA!』のモデルとなった。[要出典]
略歴・戦歴
著書
- 『女子柔道の歴史と課題』日本武道館, 2012.3
- 『日本柔道の論点』(2013年6月 イースト新書)
- 『残念なメダリスト チャンピオンに学ぶ人生勝利学・失敗学』(2015年9月 中公新書ラクレ)
- 『スポーツの価値』(2023年8月 集英社新書)
共著・監修
- 『ジュニアのための考える柔道 一本をとるヒント』向井幹博共著. 東京書店, 2007.3
- 『柔道 :柔道で磨く"心技体"』 (中学生と指導者のための武道・体育シリーズ 監修. ベースボール・マガジン社, 2008.3
DVD
雑誌連載
- 『現代柔道に活!』(武道雑誌『月刊秘伝』) - 柔道の諸問題を鋭い論で斬る同誌の看板連載。
その他
関連項目
脚注
外部リンク
|
---|
- 1978~79年は50 kg級が最軽量だが軽軽量級とする。1980~97年は52 kg級、98年以降は52 kg以下級
|
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|
|