森尾 由美(もりお ゆみ、1966年6月8日 - )は、日本の女優、声優、タレントである。出生名同じ。
東京都豊島区巣鴨生まれ、埼玉県草加市育ち。スターダストプロモーション所属。
デビュー時のキャッチコピーは「レモンチックな17歳」。1993年生まれの長女と1999年生まれの次女がおり、2022年6月には初孫(長女の子供)が誕生。
中村高等学校に入学後、1年目までは通常どおり進級するが2年生以降から本格的に仕事を始め、出席日数不足の為、留年、3年生に進級できず計2回の留年となる。その後2年生から明治大学付属中野高校定時制へ転校し、卒業。以上の流れで高校生活を併せて6年間送るが卒業時は学年2位の優秀な成績であった。大学進学を勧められるが進学せず芸能活動に専念している。
雑誌『Seventeen』読者モデルに応募し、掲載写真を見たスターダストプロモーションの関係者にスカウトされる。1982年に、フジテレビのドラマ『ねらわれた学園』でデビュー。翌年「お・ね・が・い」でアイドル歌手デビューを果たし、クレアラシルのCMなどに出演。以後、『オールナイトフジ』の司会や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などバラエティーでも活躍し、タレント活動の幅を広げる。フジテレビ系トークバラエティ「森の磯松」シリーズで人気、知名度が定着し、1990年代には多くのトレンディドラマに出演した。
1992年、アメリカ在住の日本人男性と結婚。結婚報告記者会見では『元気が出るテレビ』の共演者であるビートたけしや松方弘樹が同席し、妊娠中であることを明かした[1]。森尾がアメリカに移住したこともあったが、現在は日本在住で「遠距離別居」を続けている[2]。
30代前半にTBS系「愛の劇場シリーズ」の「大好き!五つ子」シリーズで五つ子の母親役を演じ、代表作の一つとなる。なお、2009年3月で終了した同枠のドラマにおいて計13回主演し、愛の劇場シリーズの主演最多記録を持つことになった。
声優としても活動し、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のメインキャラクターである秋本・カトリーヌ・麗子役は10年以上の長きに渡り演じ続けている。
金子功のファッションブランド「ピンクハウス」の服を愛用しており、「森の磯松」シリーズでは必ず着用している。
「季節はずれの海岸物語」にゲスト出演した当時から、可愛かずみとは親友関係で、可愛が亡くなった時は、とても悲しんでいたという。
2020年ごろに飼育していた愛犬の名前はオレオ。
森尾の歌手デビューは1983年(昭和58年)である。同年にデビューした歌手としては他に、大沢逸美、徳丸純子、松本明子、小林千絵、THE GOOD-BYE、岩井小百合、いとうまい子、原真祐美、桑田靖子、木元ゆうこなどがいた[3]。2018年11月19日、11月20日東京銀座博品館劇場にてデビュー35周年を記念して、同期デビューの大沢逸美、桑田靖子、小林千絵、松本明子、徳丸純子、木元ゆうこを集めライブイベント~不作と言われた私たち「お神セブンと申します」~を開催[4]。
2023年9月29日・9月30日、東京銀座博品館劇場にて、83年組デビュー40周年を記念して「お神セブン[注釈 1]再結集」開催。
※ オリコン最高28位、登場回数5回、売上1.3万枚[5]
A面
B面
※ 1986年発売のD32P-6011と収録曲は同じ。