テレビドラマ『ウルトラマンレオ』『破れ傘刀舟悪人狩り』『武蔵坊弁慶』『徳川慶喜』『キッズ・ウォー』
真夏 竜(まなつ りゅう、1950年〈昭和25年〉4月18日[2][3][4] - )は、日本の俳優[1]、元アニメプロデューサー。本名は、瀬戸 幹雄(せと みきお)[5]。旧芸名は、真夏 竜吾(まなつ りゅうご)[4]。たむらプロ所属[2]。ナレーターとしては、ヴォイスガレージに所属(業務提携)している[3]。
神奈川県[2][3]横浜市出身[6]。日本大学高等学校卒業[5]。
幼少のころより役者にあこがれ、高校の先輩である坂本九のように歌から入れば役者になれると思い、横浜市内のクラブで専属シンガーとなった[7]。1972年、本名でテレビドラマ『剣道一本!』にレギュラー出演が決まりデビュー[7]。
1974年には『ウルトラマンレオ』の主人公・おゝとりゲン役に抜擢(ばってき)される[4]。横浜のクラブで働いていたころ、客として来ていたウルトラシリーズなどの監督・真船禎からの紹介だった[7][8]。この作品から芸名も「真夏 竜」とし、同作の主題歌も担当した[7]。
その後、『敬礼!さわやかさん』『破れ傘刀舟悪人狩り』などに出演[9]。1986年、NHK新大型時代劇『武蔵坊弁慶』出演時に芸名を「真夏 竜吾」に改める[4][6]。
1988~98年の間、30代後半になっていたのに20代の青年の役しか来ず「(気持ちの)」切り替えが難しいな」と感じたことが理由で役者をやめ、アニメ制作会社・スタッフ21および子会社のアニメーション21でプロデューサー業に就く。本名または「瀬戸美季夫」名義で『ダッシュ!四駆郎』『炎の闘球児 ドッジ弾平』といった作品に関わった[10]。その後両社が廃業したのを機にふたたび「真夏 竜」の芸名で役者に復帰。
俳優活動の再開以降は大河ドラマや『キッズ・ウォー』シリーズでバイプレーヤーとして活躍し、時代劇の悪役(悪徳商人など)も多く演じている。また、渋い声を生かしたアニメ声優としての活動もある。
2004年に胃がんを患い、すでに末期の状態だったが、これを克服し自身が一番やりたかった民話を始めるために「真夏座」を設立[9]。俳優業と並行しながら文化庁「学校への芸術家派遣事業」協力芸術家として、全国の幼稚園、小学校、中学校、高等学校などにて民話語りの講演を行っている[9][11]。
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